出版社内容情報
北欧ミステリの女王、アルヴテーゲン最新作
スウェーデンでいまもっとも人気がある女流作家・カーリン・アルヴテーゲンの、北欧ミステリ界を騒然とさせた最新作。
事業で大成功して、なにもかもを手に入れた実業家アンダシュは、強烈な空虚感から自殺未遂をしてしまう。病院を無断で抜け出した彼は、スウェーデン北部の寒村にある、ヘレ-ナのホテルにたどり着く。
ヘレーナも望まない離婚から、苦々しい想いのなかで、一人娘を育てていた。
アンダシュは自らの素性を隠しながら、このホテルで働くことになる。
ヘレーナとアンダシュ、ビートルズのヴィンテージギターを所有する謎の男・ヴェルネル、ヘレーナの隣人アンナ=カーリンなど、登場人物のだれもが満たされない心を抱えながら、その足りないピースを探して、この村でもがくのだが・・・・・
北欧ミステリ〈ガラスの鍵〉賞受賞作家の3年ぶりの新作は、彼女のエポックメイキング的作品となるにちがいない!
カーリン・アルヴテーゲン[カーリンアルヴテーゲン]
著・文・その他
柳沢 由実子[ヤナギサワ ユミコ]
翻訳
内容説明
スウェーデンでいまもっとも人気がある女流作家カーリン・アルヴテーゲンの最新作。それは北欧ミステリ界を騒然とさせた絶望と希望の物語。事業で大成功してなにもかもを手に入れた実業家アンダシュは、強烈な空虚感から自殺未遂をしてしまう。病院を無断で抜け出した彼は、スウェーデン北部の寒村にあるヘレーナのホテルにたどり着く。そこで出会ったヘレーナもまた、離婚や娘との関係で、満たされない心に苦しんでいた。北欧ミステリの最高峰である“ガラスの鍵”賞受賞から十年の時を経て、アルヴテーゲンのエポックメイキング的最高傑作がここに誕生した。
著者等紹介
アルヴテーゲン,カーリン[アルヴテーゲン,カーリン][Alvtegen,Karin]
1965年スウェーデン生まれ。テレビ脚本家を経て、1998年『罪』で小説家デビュー。第二作『喪失』で北欧五カ国のなかでもっともすぐれたミステリに与えられる“ガラスの鍵”賞を受賞。以後『裏切り』『恥辱』『影』(すべて小学館文庫)などを発表し、スウェーデンでもっとも人気のあるミステリの女王となる
柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
上智大学文学部英文科卒業後、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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