出版社内容情報
高嶋政伸・水野真紀主演のドラマ化原作!
京都西陣は、町家が多く残る地域だ。住居者がおらず、なかば廃屋となっている築八十五年の二階建ての家で、五歳の女児が何者かに絞殺された。第一発見者で少女の友達だった少年は、一時的な失語症に罹ってしまう。
現場となった家は、京都でも指折りの能の家元である<伊勢流>宗家が、二年前まで倉庫兼稽古場として借りていた。家元の自宅は、現場の裏手にある。伊勢流では跡継ぎと見られた長男・春隆が行方不明となっていた。長女・冬子の後継が噂されているが、家元は名言を避けている。
カメラマンの星井裕は雑誌の能特集で伊勢家と関わりを持つうち、幼女殺害事件と伊勢家の後継者問題に因果関係があるのではないかと推理し、元妻で京都府警刑事の安西美雪に助言を与える形で、捜査を進める。
月曜ゴールデン(TBS系)ドラマ「美食カメラマン 星井裕の事件簿」原作シリーズ!最高潮の第13弾!
【編集担当からのおすすめ情報】
月曜ゴールデン(TBS系)ドラマ化原作シリーズ!
高嶋政伸・水野真紀主演でシリーズ第二弾までドラマ放映!
ドラマ化第三弾『京都嵐山 桜紋様の殺人』も制作中!
“ミステリーから読むか、新書から読むか。
柏木圭一郎と柏井壽を合わせれば、
隠れた京都がくっきり見えてくる”
――柏井壽(エッセイスト『極みの京都』『おひとり京都の愉しみ』著者)
内容説明
京都西陣にある二階建ての廃屋で、五歳の女児が何者かに絞殺された。現場となった家は、京都でも指折りの能の家元である“伊勢流”宗家が、二年前まで倉庫兼稽古場として借りていた。伊勢流では跡継ぎと見られた長男・春隆が行方不明となっており、長女・冬子の後継が噂されている。カメラマンの星井裕は雑誌の能特集で伊勢家と関わりを持つうち、幼女殺害事件と伊勢家の後継者問題に因果関係があるのではないかと推理、元妻で京都府警刑事の安西美雪と捜査を進める。
著者等紹介
柏木圭一郎[カシワギケイイチロウ]
京都生まれの京都育ち。TV番組や雑誌の京都特集で監修をつとめる。2008年『京都大文字送り火 恩讐の殺意』で作家デビュー。柏井壽名義でも著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
風祭
Funky-TakaOyaji
ジルタケ
あきら
-
- 和書
- 部落問題文芸素描