出版社内容情報
更年期障害を抱えながら、実母、美父母を介護し看取った経験を、西川ヘレンが包み隠さず書いたドキュメント。夫・きよしや3人の子供たち、その孫たちという大家族に支えられながらの、泣き笑い介護の日々。
内容説明
お笑い界きってのスターにして元参議院議員の夫と、三人の子供たち。核家族の時代に誰もがうらやむ結束力の強さを誇る、西川ファミリー。しかし一家を切り盛りするヘレンは、重い更年期障害を抱えながら老親介護に明け暮れていた。実母と義父母という三人の世話に翻弄させられつつも、愛する親たちを最期まで面倒みたいと、夫や子供の協力を得て奮闘するヘレン。そしてとうとう、実母と義父をみおくる日が訪れる…。老いや死と正面から向き合い、壮絶ながらどこかほほえましい西川家の多重介護生活を包み隠さず綴った感動のドキュメント。
目次
プロローグ 母の初盆に思うこと
1章 更年期障害の苦しみ
2章 素晴らしきかな大家族
3章 西川家大家族の家庭内事情
4章 老いゆく親とともに生きる
5章 多重介護の日々
6章 公的介護受け入れを決断
7章 母の最期
8章 血の絆というもの
エピローグ 七年ののちに
著者等紹介
西川ヘレン[ニシカワヘレン]
1946年京都府生まれ。63年に吉本興業に所属、「ヘレン杉本」の芸名で吉本新喜劇の看板女優として活躍する。67年に西川きよしと結婚、二男一女の母となる。2004年まで国会議員であった夫を支えながら、子育て、実母や義父母の介護をこなす。現在はテレビ番組出演のほか、介護や家族をテーマにした講演活動も精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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