出版社内容情報
スペイン絵画の鬼才サルバドール・ダリは何をしたのか? カタルーニャ地方にある生地フィゲラスを訪ね、若き日の作品からシュルレアリスム運動、晩年の創作活動までを辿る。「美の旅人」待望のオールカラー文庫化。
内容説明
サルバドール・ダリ。二十世紀の画家の中でとりわけ異彩を放つスペイン絵画の鬼才。生涯演じつづけた異端の人はいったい何をしようとしていたのか?演じることのみによって新しい創造世界が生まれるのか?こう問いかけながら、旅はマドリードからカタルーニャ地方へとつづく。フィゲラスで過ごした少年時代からシュルレアリストたちとの交流。さらに最愛の妻であり創作の源であったガラとの出逢い。そして富と名誉を手に入れながらも悲劇が訪れる晩年。その奇抜な作品群と数奇な運命を辿る。読んで旅するビジュアル読本、迫力のオールカラー文庫化第二巻。
目次
プラドの巨匠たち
マドリードの街路樹
異端の人、サルバドール・ダリ
少年ダリの仰いだ丘陵
寄宿生、ダリの純心
マリア原風景
ダリのデビュー
女神の登場
セックス・アピールの亡霊
ダリを買う人々
ダリが跳ねた日々
聖母になるガラ
ドルの崇拝
演技者の真髄
ダリとキリスト
ダリの古典、代表作
ダリは生きている
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年、山口県防府市生まれ。81年「皐月」で文壇デビュー。91年『乳房』で吉川英治文学新人賞を、翌年には『受け月』で直木賞を受賞。その後も『機関車先生』で柴田錬三郎賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞を受賞し、精力的な執筆活動をつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
KAZOO
ソバージュ
けいちか
m
-
- 和書
- アナクロニズム 河出文庫