出版社内容情報
大沢は、高校の軽音楽同好会の教え子たちと、夏休みの合宿で島の保養所にやってきた。そこにいたのは、管理人の借金取り立てで居座るヤクザ。傍若無人な振る舞いに反発しながら、自分らしく生きようと思いはじめる。
内容説明
高校教師の大沢は、軽音楽クラブの生徒と夏休みの合宿で、島の保養所にやってきた。なぜか、そこには岩田と名乗るヤクザが!借金返済のため不在となった、管理人の帰りを待っていたのだ!岩田はまず大沢を殴り、またたくまに全員に君臨する。あいにく台風が接近中で、携帯電話は通じず、一行は外にも出られない。空手の経験者、西野が本多を苛めているのを見て、岩田は本多のコーチを宣言、西野と本多の決闘が行われることになり…。傍若無人なヤクザがやりたい放題をする中、なぜか自分らしさに目覚めていく教師と生徒たちを描く、書き下ろし「生き方」小説。「岩田シリーズ」の第二弾。
著者等紹介
藤井建司[フジイケンジ]
1965年、奈良県生まれ。週刊誌などでライター活動をする傍ら、2008年『ある意味、ホームレスみたいなものですが、なにか?』で小学館文庫小説賞の優秀賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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