小学館文庫<br> 最後に咲く花

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小学館文庫
最後に咲く花

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  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094083491
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

投資信託専用の運用会社に勤める四十歳目前の永江は、離婚後、あるきっかけで、大学時代の同級生・由希と出会う。十数年ぶりの再会、季節が巡るように、お互い気になる存在に変わっていくが、由希は心肺を病んでしまう。そして永江に「これ以上苦しみたくない」と、自殺幇助を願い出る。永江には、二十代の恋人・沙織がいたが、由希といる時間のなかに「かけがえのない瞬間」を見いだすようになる。そんななか、友人で建設会社副社長の波佐間が、単身山に登ったまま妻子を残して連絡を断ってしまう。彼を捜すべく山に向かった永江は、ある事に気付かされる。

著者等紹介

片山恭一[カタヤマキョウイチ]
1959年愛媛県生まれ。九州大学卒業。福岡県在住。1986年に「気配」で文學新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

マッピー

18
恋愛と死病。何がいやってこの取り合わせの小説が嫌い。主人公は請われて入った投資信託の運用会社でそこそこのポストについている。プライベートでは結婚を視野に入れた、20代の恋人がいる。それとは別に、心肺を病んで死を待つだけの大学の同級生・由希と穏やかな時間を過ごしている。これって、男の理想の生活なんじゃないかと思う。そもそも主人公が二人の女性のどこに惹かれ愛しているのか、逆に彼女たちは彼のどこに惹かれ愛しているのか、全然わからない。ただ、頭の中で作られた物語のように感じた。2025/05/09

Yuna Ioki☆

7
物凄く淡々とした文章なのだけど取り扱っている内容は経済や平和、自殺や障がいや生殖医療などなど重い。普段あまりこういうタイプの小説は読まないのですんなり頭には入って来ない(^=^;この一冊で片山恭一の小説にちょっと苦手意識が出てきてしまったかもしれない(^=^;しばらく(?)この人の小説は読まないと思われ(^=^;2013/09/21

タンタン

1
★★★★★✩✩✩✩ 命についての小説。いろんな人の会話が哲学的で描写が村上春樹っぽいな〜     この作家さん、セカチューの人なんだけど いろんなことよく知ってて特に投資の自己啓発書なところがあったな〜 2025/06/17

石井直樹

1
沙織にきっぱり別れを告げるところはしっかり描写しておいて、由希との別れをあんな風に終わらせるなんて…。2009/09/02

スパミ

0
死が二人を離すその最終点がもちろんメインだけど、そこまでの道のり、心の動きを緻密に描くことでそれに替えている。最後はどうなったのか、どういうやりとりがあったのか、何も描かれていない。わからないだけに、堪える。。これは効くな~・・2011/09/26

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