内容説明
地球温暖化危機が声高に叫ばれるずっと前から続けられてきた驚くべき実験の数々。CO2を一切出さず、水とレーザー光線だけで飛行機を飛ばす東京工業大学のエネルギー利用計画。1万人の中から選ばれた若きエンジニアたちによって開発されているトヨタ自動車の燃料電池カー。りゅうせきではサトウキビから抽出したバイオエタノールを使ったE3燃料の実証実験が着々と成果を上げている。知力と技術力を武器に、世界の最先端を走る「環業革命」の精鋭たち15組が登場。単行本では読めなかった4話も収録。山根一眞がとことん聞き出す大人気シリーズ第14弾。
目次
コウノトリの里に工場を(太陽光発電パネル)カネカソーラーテック
ウイスキー水割り用氷で(エコ冷房システム)関西電力・パナホーム
都市ガスで電気を作り出す(家電用燃料電池)大阪ガス
省エネルギー送電への第一歩(超電導送電線)中部電力
環境時代の自動車への一里塚(燃料電池カー)トヨタ自動車
知識ゼロから開発(燃料電池用水素吸蔵合金)トヨタ自動車
能力3倍を目指せ(ハイブリッドカー用電池)パナソニックEVエナジー
地下2000メートルの瞬間湯沸かし器(地熱発電所)地熱エンジニアリング
ダイオキシン解消の一手(酸化鉄入りゴミ袋)戸田工業
原油タンク掃除マシン(スラッジバスターズ)宮田工業〔ほか〕
著者等紹介
山根一眞[ヤマネカズマ]
1947年東京生まれ。獨協大学ドイツ語学科卒。1998年「メタルカラーの時代」の業績に対し、「東京クリエーション大賞」で大賞。2005年愛知万博愛知県総合プロデューサー、福井県文化顧問、宇宙航空研究開発機構嘱託、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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