内容説明
第二次世界大戦を回避した日本―その中心・帝都は極端な格差社会となり、富は一部の特権階級に集中していた。そんな富裕層のみを標的に、美術品や骨董品を魔法のような手口で盗む怪人二十面相が現れ世間を騒がせている。人は彼を「K‐20」と呼ぶ―。「違う、俺は二十面相じゃないって!」謎の紳士に騙され、K‐20に仕立て上げられたサーカス団の曲芸師・遠藤平吉は汚名を晴らすため、婚約者の羽柴葉子をK‐20に狙われた名探偵・明智小五郎とともに、K‐20との闘いに挑む!映画界の常識を超えたアクション大作を完全ノベライズ。果たして二十面相の正体は。
著者等紹介
百瀬しのぶ[モモセシノブ]
1967年東京都生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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辺野錠
1
第二次世界大戦は回避され貴族階級が没落せずに継続しているという嘘歴史な舞台設定が面白いと思った。原作を読んだ直後なので舞台設定は大幅に変えられているが所々に原作の要素は残されているのが分かって大幅に原作ブレイクした訳じゃないんだなと思った。代替わりする二十面相と言う原作のキモの部分も二十面相の意外な正体と合わせて上手いこと落とし込めてるんじゃないかなあと思った。2018/11/18
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映画からのノベライズ。もしかして、映画を先に観ておいて正解!?2009/04/18
chicken
0
映画を観たので手にとってみた。先に映画を観ていて良かったと思った。
☆アリス☆
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映画も見たー^^
三毛招き
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面白いけど、サクサク進みすぎて物足りないなー……と思ったら映画のノベライズだった。納得。2010/06/13