内容説明
屋久島の森に吊るされた500個の風鈴、サン・フランシスコの禅寺、バリ島の呪術師、ハワイで再現される石の巨大神殿、最後に残されたヒッピー・コミューン他、精神の辺境を求めて巡る旅の記録。
目次
プロローグ 世界をめぐる7つの不思議な旅の物語
心の宇宙へ旅する―Tokyo
屋久島の森に風鈴―Yaku‐shima
聖フランシスコの禅寺―San Francisco
地球を抱いて眠る―Nagano
バリ島の呪術師―Bali
ハワイの石伝説―Hawaii
失われたオーストラリア―Byron Bay,Nimbin
著者等紹介
駒沢敏器[コマザワトシキ]
1961年東京生まれ。雑誌『SWITCH』の編集者を経て、作家・翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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岡本匠
13
ヒプノセラピー、サンフランシスコのZEN、屋久島の森の風鈴、ハワイの石、バリの呪術師、オーストラリアのヒッピータウン「ニンビン」と並べると、とてもニューエイジな感じ。いずれも著者が体験したり、訪れた場所であるけれど、屋久島の話が良かった。屋久島の森に南部鉄の風鈴500個を吊るし、共鳴させる。風の楽団の岡野弘幹が発案したもの。岡野さんの演奏には何度か触れたことがあるので、より興味深く読んだ。2017/10/07
ジュースの素
6
世界は不思議に満ちていて、現実と非現実が曼荼羅のように渾然一体となり一つに折り畳まれていると、解説にある。超常現象を集めた本ではない。が、人の精神世界を掘り下げたり角度を変えて見る時、確かにあり得ない感動を覚える事が分かった。面白かった。2015/06/10
teeta
1
もう何回買っているのだろうこの本。 淡々とした凄みのある本です。 その凄みが作家の人生に影響したのだろうか.........。 もう次がないと思うととても残念。2017/07/01
イッセイ
1
7つの旅をまとめたもの。地域で見ても何のつながりもないが、著者が旅で経験したことで見れば、「不思議」というキーワードでひとつの世界を形づくっている。2010/07/06
cooちゃん
0
彼の文書は、とても洗練されている。繊細な人柄が解る。
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- 和書
- 炭素・自問自答