小学館文庫<br> きいろいゾウ

個数:
電子版価格
¥715
  • 電子版あり

小学館文庫
きいろいゾウ

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月08日 05時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094082517
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

宮崎あおい×向井理主演映画化原作

夫の名は無辜歩(むこ・あゆむ)、妻の名は妻利愛子(つまり・あいこ)。お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う都会からやってきた若夫婦が、田舎暮らしを始める。背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家のムコは、周囲の生き物(犬、蜘蛛、鳥、花、木など)の声が聞こえてしまう過剰なエネルギーに溢れた明るいツマをやさしく見守っていた。夏から始まった二人の話は、ゆっくりゆっくりとその年の冬まで進んでいき、「ある出来事」を機にムコがツマを残して東京へ向かう。それは背中の大きな鳥に纏わる出来事に導かれてのものだった。
「いつかこの小説のツマを演じてみたいです」という帯コメントを寄せいただいた宮崎あおいさん、雑誌「ダ・ヴィンチ」でのオススメの一冊として紹介していただいた向井理さんの二人が主演となる映画化も決定(2013年公開予定)。

【編集担当からのおすすめ情報】
ともに原作のファンという、宮崎あおいさん×向井理さん主演で映画化が決定しました!2013年公開予定です。

西 加奈子[ニシ カナコ]
著・文・その他

内容説明

夫の名は武辜歩、妻の名は妻利愛子。お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う都会の若夫婦が、田舎にやってきたところから物語は始まる。背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家のムコは、周囲の生き物(犬、蜘蛛、鳥、花、木など)の声が聞こえてしまう過剰なエネルギーに溢れた明るいツマをやさしく見守っていた。夏から始まった二人の話は、ゆっくりと進んでいくが、ある冬の日、ムコはツマを残して東京へと向かう。それは、背中の大きな鳥に纏わるある出来事に導かれてのものだった―。

著者等紹介

西加奈子[ニシカナコ]
1977年、イラン・テヘラン市生まれ。大阪育ち。関西大学法学部卒業後、フリーライターなどを経て、2004年に『あおい』でデビュー。ほかに『さくら』『しずく』など。『通天閣』で織田作之助賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょこまーぶる

729
初めて読んだ作家さんです。初めはほのぼの気分で読んでいたけど、途中から考えさせられる内容でしたね。ツマとムコの距離感がいい感じの世界を作っているからこそ、大人少年から社会の窓があいている老人までもがこの夫婦の世界に入り込んでいけるんだろうな。で、ラストはほのぼのの気分に戻れた作品でした。2012/06/26

ehirano1

535
なかなか話に動きがなく、武辜さんの背中の壮大な入れ墨が気になるにもかかわらずホンワカ過ぎないか?と感じたのは前半までで、後半は一気に話が動きページを捲る手が止まらなくなりました。西さん流の“雨降って地固まる夫婦愛”は優しい雰囲気ながらも現実と向き合わざるを得ない厳しさが描かれた良い話でした。2020/10/03

風眠

517
田舎に引っ越してきた新婚夫婦のふんわりした日常、と思って読み始めたのだけれど、この物語にはそれだけじゃない重大な何かがあった。お互いの事を何も知らないまま結婚したふたり。小説家のムコさんの背中には飛べない鳥の刺青。そしてツマには動物や植物と話ができる霊感のような力がある。穏やかに仲良く暮らしているふたりの間に、ある日お互いの過去が立ち現れて、言葉にならない闇が容赦なく吹き出していく。ラスト、ムコさんの『必要なものリスト』に「ぼくの妻」と書き加えられていて、この夫婦はここからがスタートなんだな、と思った。2013/01/16

れみ

512
お風呂でしか読んでなかったのでものすごく時間かかったけど、ようやく読了。前半のほのぼのした感じも良かったけど、個人的には、中盤辺りでシリアスになってく感じのところからの方が引き込まれたかも。2013/02/10

ダリヤ

465
贈られてきてくれた大切な本。はじめて西さんのえがく物語にふれた。ツマとムコさんのふたりのはぐくむ空気や会話がなんともいとおしい。どんどん世界になじませてくれる関西弁とわらってしまう動物たちの名前と世界との会話。とじられていたものとそれぞれの場所でむきあい、やっぱりふたりはつよくつよくつながっている。大地君の「わかる?」という話し方がとてもすき。大地君のさいごの手紙なんかほんとほんといいな。解説が岡崎さんでほんと嬉しい。少しことばをかわしただけだけれど、その人がえがくことばにであえてとても感動した。2014/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/569167
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品