内容説明
二〇〇三年の単行本発売以来、十刷を数えるベストセラーとなった同書待望の文庫化。〇二年にガンで先立たれた夫、学生運動のリーダーだった藤本敏夫さんと獄中結婚を果たし、離婚の危機を乗り越えた夫婦愛、ガンとの闘いから永遠の別れまでを赤裸々に綴る。「生きることは、どんな時もたゆみなく新しい瞬間を創造すること。恐れずにのびのびと大胆に、思いのままを生きてほしい―」藤本さん亡きあとの孤独から立ち直り、今も心に生きる夫と共に新たなる出発を決意し、同世代へ、そしてこれからを生きる若い世代へとメッセージを送る感動の書。
目次
1 出発
2 運命
3 抱擁
4 選択
5 未来
6 永訣
著者等紹介
加藤登紀子[カトウトキコ]
1943年、中国ハルビン生まれ。東京大学在学中、第二回日本アマチュアシャンソンコンクールで優勝し、歌手デビュー。「赤い風船」でレコード大賞新人賞受賞。69年「ひとり寝の子守唄」、71年「知床旅情」で、日本レコード大賞歌唱賞を受賞。以後、六十枚以上のアルバム、「百万本のバラ」など、多くのヒット曲を世に送り出す。歌手としての活動のほか、女優として『居酒屋兆治』(83年)に出演、宮崎駿監督のアニメ映画『紅の豚』(92年)ではジーナ役を声で演じ、声優としての魅力も発揮した。また、地球環境問題にも積極的に取り組み、UNEP(国連環境計画)親善大使に任命されている。国内では、千葉県鴨川市の農園「鴨川自然王国」を拠点として、若い世代とともに循環型社会の実現に向けた活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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あすなろ@no book, no life.
こやじ
夜郎自大
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四つ葉




