小学館文庫
金曜日のパリ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094081541
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「30歳を前にして、やりたいことを自分からやりにいく人生も悪くない」と、TBSを退社し、パリでの生活を始めた。とまどいもあった。泣いた日もあった。新しい出会いもあった。そして、結婚し、出産。パリで家族ができた―。渡仏から出産までの約4年にわたって、はじめての海外ひとり暮らしで感じたこと、人生観を素直に書き綴ったエッセイ。20代、30代の多くの女性たちから支持されたベストセラーエッセイの文庫化。

目次

1年目(いま想う「1年目の私」;何しろ生きてる感じがする;はっきり言って勉強は嫌いだ ほか)
2年目(いま想う「2年目の私」;やはり私にとってはフランスがいちばん;パリのわが家の“チューボーですよ!” ほか)
3年目(いま想う「3年目の私」;見えすぎる鏡―パリの憂愁;この食い意地だけは、死んでも直らない ほか)

著者等紹介

雨宮塔子[アメミヤトウコ]
1970年、東京生まれ。成城大学文芸学部英文学科卒業。’93年、株式会社東京放送(TBS)にアナウンサーとして入社。「どうぶつ奇想天外!」「チューボーですよ!」など数多くの人気番組を担当する。’99年3月、TBSを退社し単身パリに遊学。西洋美術史を学ぶ。’02年、フランス在住のパティシエ・青木定治氏と結婚。’03年に長女を、’05年に長男を出産する。現在は、フリーキャスター、エッセイストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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えこ

21
TBSのアナウンサーという職を辞して、片道切符のつもりで渡仏した雨宮塔子さん。異国人として暮らすパリで、日本の家族や友人など、まわりの人々に感謝しながら生活をされているのが伝わってきました。2016/03/10

ネコタ

18
TBS退社後にパリに渡り出産までの約4年間のエッセイ。雑誌Oggiに掲載され、本にまとめられた。逃げ道をなくすために退社し、自分のやりたいことをやる。周りの人に恵まれてるなーって思った。パリでの生活感が伝わってくる。サダハルアオキさんと離婚してしまったのか。残念。数少ないカラー写真のページだったのに。2016/02/20

ann

13
備忘録。雨宮塔子ファンなので。美人だし、雰囲気が大好き。パリの日常の写真もたくさんですてきなエッセイです。

ほっさん

7
★★★★☆ わたしは5回もパリを訪れているし、大きな憧れを抱いているくせに、パリでしか味わえない特別なことが何なのかいつもわからないままだった。仕事という用事で訪れていたので仕方がないが。この本を読んで、わたしも食べたことのないものに挑戦して味わったことのないおいしさを開拓して、困って途方に暮れているところを道行くフランス人に助けられたいな。なんて思ったり。近いうちに海外に住む予定があって、不安やら期待やらでごちゃごちゃしていたので、タイムリーにおもしろかったし読んでよかった。私はこの本とても好き。2014/10/31

吉日なり

6
著者の素直な気持ちがそのまま表れたような潔い文体で読み易かった。フランスって旅行するより住んでみたい街だなー(*^_^*)2011/05/22

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