内容説明
ジグソーパズルが趣味で堅物のフランス人元女性警視と、アメリカ人で楽天家のマッサージ嬢という異色コンビによる、パリを舞台に繰り広げられる新感覚ミステリー。パリ右岸に位置する下町の十区のアパートで若い女性の絞殺死体が発見された。密室のうえ、両足首を持ち去られる猟奇的な殺人事件。パリ十区警察署が疑う、彼女が親しくしていたレストランオーナーは、このコンビの共通の友人。元々は知り合いではない二人が、オーナーの嫌疑を晴らすために立ち上がる。2005年ELLE読者大賞を受賞した、東京在住のフランス人ミステリー作家による本邦初訳作品。
著者等紹介
シルヴァン,ドミニク[シルヴァン,ドミニク][Sylvain,Dominique]
1957年フランス北東部のローレイン地方生まれ。二〇歳の時にジャーナリストを志してパリに渡り、フリーライターに。93年以降、東京、シンガポール、ロンドン等に住み、03年以降は東京に在住、作家活動に専念。デビュー作は『Baka!』(95年)
中原毅志[ナカハラツヨシ]
1943年長野県生まれ。ルーヴァン・カトリック大学卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 100人の村と考える種