出版社内容情報
土佐のマグロ船は、一攫千金を目指し七つの海を駆け巡る。世界の港に立ち寄りながらマグロの大群を追い求めた海での800日には、自然と人間の織り成す壮大なドラマがあった。第7回小学館ノンフィクション大賞受賞作。
土佐のマグロ船は、一攫千金を目指し七つの海を駆け巡る。世界の港に立ち寄りながらマグロの大群を追い求めた海での800日には、自然と人間の織り成す壮大なドラマがあった。大漁の喜び、沖での孤独、暴風雨との闘い、濃密になる人間関係、そして常に死と隣り合わせの航海の厳しさ……男たちの熱い物語を、3度の航海を経験したコック長が優しさあふれる視点で描く。第7回小学館ノンフィクション大賞受賞作品。
内容説明
「縄船はシケでも絶対逃げん」―土佐のマグロ船は、一攫千金を夢見て世界の海を駆け巡る。異国の港に立ち寄りながらマグロの大群を追い求めた海での一七七〇日には、自然と人間の織り成す壮大なドラマがあった。大漁の喜び、沖での孤独、暴風雨との闘い、濃密になる人間関係、そして常に死と隣り合わせの航海の厳しさ…。海の男たちの優しさ、強さを、三度の航海を経験した遠洋漁船元コック長が躍動感あふれる筆致で描く。第七回小学館ノンフィクション大賞受賞作品。
目次
第1章 新漁場へ
第2章 初航海
第3章 転落事故
第4章 補給・転載
第5章 赤道アンゴラ沖
第6章 別離
第7章 疲労困憊
著者等紹介
斎藤健次[サイトウケンジ]
1947年生まれ。広告代理店、編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。1976年、マグロ漁船に乗り込もうと高知に赴き、6年間に三度マグロ漁航海を経験した。現在は千葉県船橋市でマグロ料理店を経営している
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