小学館文庫<br> ゆるふわ天上人と地底人―住む世界が違うのに出会ってしまったあの子と私

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小学館文庫
ゆるふわ天上人と地底人―住む世界が違うのに出会ってしまったあの子と私

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094075663
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

格差から希望をえぐり出す満身創痍エッセイ

「この世には、無数の格差がある。
生まれた瞬間から、いや、生まれる前から。
そして、死ぬその時まで。いや、死んでからも格差はある」(まえがきより)

経済格差、教育格差、見た目格差、体験格差、体力格差、情報格差、所属格差、子持ち格差・・・・・・
持つものと持たざるもの。強者と弱者。天上人と地底人。
「ないものにされる痛み」の可視化をモットーに、
社会問題からエンタメまで発信する
地方貧困家庭出身のヒオカ氏、4冊目の著書。

著者は大学に進学し、社会に出て様々な世界を“越境”する中で、
世界には持つものと持たざるもの、強者と弱者がいると知る。
地上を見上げる自分はまるで地底人、そして対極にいるのは、天界に住む(ように見える)天上人たち。
著者は子ども時代の「毎日が臨戦モード」の日々から解放されたはずなのに、
今、病院で「深呼吸して」と言われても、できないという。

選べない生い立ちで一生モノの後遺症が残り、
経済的不安が思考を支配する世の中でも、
著者は自分を生きなおし、社会に風穴を開けるのを諦めない。
敷き詰められたあらゆる格差をひとつひとつ取り出し、見つめ、
そこから希望をえぐり出すーー満身創痍エッセイ。

【編集担当からのおすすめ情報】
●ヒオカ/1995年生まれ。地方の貧困家庭で育った体験をブログで公開したところ話題になり、ライターの道へ。「ないものにされる痛み」を可視化するため、貧困・格差・障がいなどの社会問題からエンタメまで様々なテーマで取材・執筆、ラジオ出演、講演活動を行う。mi-mollet(講談社)、婦人公論.jp(中央公論新社)などに寄稿。著書は『人生は生い立ちが8割』(集英社新書)、『死ねない理由』(中央公論新社)、『死にそうだけど生きてます』(CEメディアハウス)。将来の夢は猫、犬、うさぎ、鳥、ハムスターを飼うこと。
●カバーイラスト/白ふくろう舎


【目次】

内容説明

地方の貧困家庭で育った著者は、大学に進学し、社会に出て様々な世界を”越境”する中で、世界には持つものと持たざるもの、強者と弱者がいると知る。地上を見上げる自分はまるで地底人、そして対極にいるのは、天界に住むような天上人たち。著者は地元にいる時の「毎日が臨戦モード」の日々から解放されたはずなのに、病院で「深呼吸して」と言われて、できなかった。選べない生い立ちで、一生モノの後遺症が残った。経済的不安が思考を支配するこの世には、あらゆる格差が存在する。ひとつひとつを取り出し、見つめ、希望をえぐり出す、満身創痍エッセイ。

目次

第1章 嫉妬とドライヤーとエルメスのバーキン(経済格差;進学・奨学金格差;出自格差 高市・進次郎問題;出自格差 たたき上げと親の後ろ盾;出自格差 「習い事だるい」に思うこと;ポテンシャル格差)
第2章 持てない子どもは自ら最低限を選ぶ(教育格差;夢追い格差;実家・居場所格差;見た目格差;体験格差)
第3章 選べない生い立ちで一生モノの後遺症が残る(体力格差;介護看取り格差)
第4章 情弱はカモられる(情報格差 2万2000円;情報格差 泣き寝入り;情報格差 情弱はカモられる;余裕格差;独身格差)
第5章 平等について私が大事だと思うこと(所属格差;機会格差;子持ち格差;経済格差(番外編) モノが循環する社会
体験格差(番外編) お金には代えられないもの)

著者等紹介

ヒオカ[ヒオカ]
1995年生まれ。地方の貧困家庭で育った体験を記事にしたところ話題になり、ライターの道へ。「ないものにされる痛み」を可視化するため、貧困・格差・障がいなどの社会問題からエンタメまで様々なテーマで取材・執筆、ラジオ出演、講演活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hiroy

3
初読み作者さん。随分と貧困家庭のご出身だそうで世間とのギャップや格差に敏感になったそうだ。部活や塾や習い事なし、旅行は学校行事以外なしという感じ。さすがにその辺の雑草を煮て食べるとかのレベルではないにしても普通以下なのかなという地底人。仰ぎ見る天上人の過去の生活や現在の習慣、常識が珍しくてビックリしている。偉いのは嫉妬ゼロ。あまりに差が大きいと嫉妬すら起こらないが、多分自分を客観視する癖がついてて冷静に現象として面白がっている。幼少期からの生活が元で体力が虚弱なのが心配だが非常に有能。ぜひ頑張ってほしい。2026/06/08

Nora

2
著者は地方の貧困家庭から大学進学をした。もうこれだけですごいわけよ。やはり高校から大学への道しるべを示してもらえた環境(大学進学前提の高校)だとこんなにも世界が広がるんだね。しかし勉強の環境って本当に大事。田舎だと図書館まで遠いししかも席がない。家庭環境が最悪だと邪魔が入るしなんなら勉強していることを茶化される。そんなに頭よくないじゃんと成績表も見たことないのに言われる。著者のヒオカさん、この本を書いてくださってありがとうございました。文字数多くて最高すぎました。2026/06/01

M Y

1
貧困問題の書き手が、1995生まれの衝撃。なくならない重たい問題です。2026/05/04

ayamican

0
書店で表紙とタイトルに目を引かれて購入。 あらゆる思想や立場、バッググラウンドの人々と付き合うことは大切だと思った。2026/05/27

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