出版社内容情報
帝王マイルスとの交流の記録 待望の文庫化
モダン・ジャズのみならず現代の音楽シーンにも大きな影響を与え続けるマイルス・デイヴィス。そんな帝王に、音楽ジャーナリストである小川隆夫氏が初めて会ったのは1985年のことだった。以来、マイルスがこの世を去る91年までの20回近くにおよぶ「会見」を時系列で追ったドキュメンタリーが本書である。
どうやってマイルスと出会い、知遇を得て、その後にどんなことが起こったのか──そのときどきの心情を交えながら綴られるいわば「マイルス会見記」は、読者にとっては、著者がマイルスに接することができた5年間を追体験する一冊となるだろう。文庫化にあたって、巻末に小説家・平野啓一郎氏による解説を付記。
【編集担当からのおすすめ情報】
ジャズの帝王、マイルス・デイヴィスに日本人として最も接近した音楽ジャーナリスト小川隆夫氏による本書は、これまでのマイルス像を覆す「驚き」に満ちています。帝王というイメージから来る立ち振る舞いや様々なエピソードはこれまでにも多く残されていますが、ここではそうしたものからは想像もつかない繊細な気配りやマイルス流の優しさが小川氏ならではの目線から語られており、読み進むにつれ、全く知らなかった本当のマイルスが目の前に浮かび上がります。ジャズ史を常に塗り替えてきた音楽観や様々な逸話に隠された真実などもあますことなく描かれ、2026年5月の生誕100年にあわせて刊行される小川氏の新作『マイルス・デイヴィスの時代 ジャズの帝王とモダン・ジャズの軌跡』の副読本として併せて読むと、より深い理解ができる必携の一冊です。
【目次】
内容説明
モダン・ジャズのみならず現代の音楽シーンにも大きな影響を与え続けるマイルス・デイヴィス。そんな帝王に、音楽ジャーナリストである著者が初めて会ったのは一九八五年のことだった。以来、マイルスがこの世を去る九一年までの二十回近くにおよぶやりとりを時系列で追ったドキュメンタリーが本書である。どうやってマイルスと出会い、知遇を得て、その後にどんなことが起こったのか―そのときどきの心情を交えながら綴られるいわば「マイルス会見記」は、読者にとっては、著者がマイルスに接することができた五年間を追体験する一冊となるだろう。
目次
その時代の最高にヒップな音楽をやりたい
オレの前で二度とテープレコーダーは出すな
この間のようにオレの脚を診てくれないか?
いつだってバードを捜し回っていた
ディス・イズ・ユア・ドクター
新しいものをクリエイトしている人間は光り輝いている
周りがオレをそういう存在にしてしまった
自分がわかってないヤツとは一緒に演奏できない
それをやると、オレにどれぐらいの得がある?
クールな中にもホットな躍動感がなくちゃダメだ
So what?
訴えられたら堪ったもんじゃないからな
それまでのオレがすべて凝縮されていた
著者等紹介
小川隆夫[オガワタカオ]
1950年東京生まれ。音楽ジャーナリスト、整形外科医、ギタリスト。77年東京医科大学卒業。81~83、ニューヨーク大学大学院留学。留学中に、アート・ブレイキー、ギル・エヴァンス、デクスター・ゴードン、ウィントン・マルサリスなどのミュージシャンや、マックス・ゴードン(「ヴィレッジ・ヴァンガード」オーナー)、マイケル・カスクーナ(プロデューサー)といった関係者の知己を得る。帰国後ジャズを中心とした原稿の執筆、インタヴュー、翻訳、イヴェント・ブロデュースなどを開始。レコード・プロデューサーとしても多くの作品を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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