小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 上月城忠義―北近江合戦心得〈7〉

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上月城忠義―北近江合戦心得〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094075519
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

豊臣兄弟の成り上がりを元浅井視点で描く!

「打倒毛利の要諦は一点突破よ」。
西の要地にある上月城を調略したい秀吉。義を重んじ寝返りを拒む城主・赤松政範を与一郎は好ましく思うも、秀吉は容赦なく兵一万五千を上月城に向ける。
双璧の軍師、黒田官兵衛と竹中半兵衛が指揮したのは、宇喜多の援軍が来ないうちに片をつけんとする電撃戦。与一郎一家は、怨敵毛利へ復讐の炎を燃やす尼子党と共に先陣を任される。そんな中、人材不足に悩む与一郎は、秀吉とある取引をするが……。舞い散る雪、苦手な野戦、そして節度ある実弟・秀長を欠いた秀吉が下す非情な命令。どうする、与一郎!

累計30万部突破!
豊臣兄弟の成り上がりを元浅井家臣の視点で描く、人気戦国シリーズ第七弾!

【編集担当からのおすすめ情報】
徳川の「三河雑兵心得」、真田の「真田武士心得」、
そして織田豊臣の「北近江合戦心得」で、通称「井原戦国三部作」。
どれも戦国の世をリアルに追体験できる作品で、あわせて読めば立体的に楽しむことができます。

今作、与一郎一家は、主人・豊臣秀長のもとをいっとき離れ、秀吉と共に上月城へ。
短気で嫉妬深い男装の女猟師、元山賊のモテ男、元泥棒の子ども、肥満の知恵者、過保護の兄にアホの子な弟……個性豊かな(豊かすぎる)仲間たちに頭を悩まされつつも、彼らを愛し、彼らが誇れるような主人たらんと奮闘する与一郎も読みどころ。ぜひお楽しみください。


【目次】

内容説明

「打倒毛利の要諦は一点突破よ」。西の要地にある上月城を調略したい秀吉。義を重んじ寝返りを拒む城主赤松政範を与一郎は好ましく思うも、秀吉は容赦なく兵一万五千を上月城に向ける。双璧の軍師、黒田官兵衛と竹中半兵衛が指揮したのは、宇喜多の援軍が来ないうちに片をつけんとする電撃戦。与一郎一家は、怨敵毛利へ復讐の炎を燃やす尼子党と共に先陣を任される。そんな中、人材不足に悩む与一郎は、秀吉とある取引をするが…。舞い散る雪、苦手な野戦、そして節度ある実弟秀長を欠いた秀吉が下す非情な命令。どうする、与一郎!人気戦国シリーズ第七弾!

著者等紹介

井原忠政[イハラタダマサ]
2000年、経塚丸雄名義の脚本「連弾」で第25回城戸賞入選。17年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』(経塚丸雄名義)で、第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。「三河雑兵心得」シリーズで『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位、23年「日本ど真ん中書店大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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saga

46
尼子党の忠義を代表するような山中鹿介の寄騎となった与一郎の目線で、秀吉(織田軍)の上月城攻略を綴る本巻。冒頭の福原城、そして上月城で行われた秀吉のジェノサイドは、あまりに後味が悪い。黒田官兵衛の考察ということにして、著者は秀吉と弟・長秀が一心同体で、アクセルとブレーキであると結論している。アクセルだけの秀吉について、付録コラムの『戦国心得』でも言及している。しかし私には、信長のように仏と鬼が同居するような性格ではない秀吉が、信長の真似をしただけのように思えてならない。2026/03/16

やま

43
近江の浅井長政の旧臣、大石与一郎の活躍の物語。 近江長浜城主で十二万石の大名である羽柴秀吉は、織田信長の命により一万五千の兵を率いて、姫路城から毛利を攻めるべく中国道を攻めていきます。此度の主目的は、因幡街道と出雲街道の分岐点にある上月城(兵庫県佐用郡佐用町上月)の攻略です。大石与一郎は、尼子家の再興を願う尼子家当主の尼子勝久と家宰である山中鹿介が率いる尼子勢の与力として加わるように秀吉に命じられる。赤松政範の護る上月城を攻めとった秀吉は、上月城を尼子勝久に護らせるとともに、与力として与一郎を残していく。2026/05/14

fuku3

23
2026.4.13読了。シリーズ第7弾。天正五年十一月、秀吉軍は西播磨の要所上月城をどうしても落としたかった。与一郎党は尼子軍の寄騎として参戦。福原城を夜襲で落とし、宇喜多軍の援軍を野戦で追い返した。秀吉は上月城の井戸を枯らして遂に上月城の城主赤松が降伏した。が秀吉は降伏は認めず、家臣女子供を皆殺しせよとの命が下る。毛利、宇喜多へのみせしめである。上月城の総攻撃が始まった。まさに死にもの狂いの赤松軍の防戦であったが陥落。女子供五百人が国境まで連れて行かれ処刑された。秀吉の弟、長秀がその場に居れば⁉︎2026/04/13

りゅうのすけ

7
いつもながらの面白さでした。このシリーズでは初めて胸が熱くなる場面がありました。秀吉の人物像が自分が持っているイメージと違い驚かされましたが…究極の場面に立たされると人は変わるかもしれません。理屈としては秀吉の判断もわかるような気もしますが…。2026/03/24

Abercrombie

5
上月城の戦い(第一次)と秀吉の残酷な戦後処理。敵将赤松政範の義、死を恐れない尼子衆にとっての尼子家など、戦いの中で心の安定を保つには帰属対象が必須、主人公も大石家を家臣の拠り所とせねばならないと説く黒田官兵衛の言は頷けた。ただ、秀吉の拠り所は家族・故郷。今回は長秀が別行動だったため歯止めが効かず、惨劇が起きてしまったというのは、後出しジャンケンすぎじゃないかねぇ。2026/04/23

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