小学館文庫<br> ネコの手を借ります。

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小学館文庫
ネコの手を借ります。

  • 山本 甲士【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094075144
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

孤独な人生が、ネコとの出会いで大転換!

志望する国立大学に進学するも、人間関係につまずき中退し、引きこもりになってしまった今津宗也。気がつけば10年の時が経ち、家族との仲もどんどん悪くなっていった。

そんなある日、宗也は側溝に閉じ込められ助けを求め鳴き続ける子ネコの声に気づく。大雨の中、その声をどうしても放っておくことができずに、宗也は子ネコを救出し、マリンと名づけ育てることを決意する。そしてこの決断が、孤独な彼の人生に大きな変化をもたらすことになり――。

マイナス続きの人生が、ネコとの出会いで大転換! 『ひかりの魔女』『迷犬マジック』の著者が贈る、小さな奇跡の物語。


【目次】

内容説明

志望する国立大学に進学するも、人間関係につまずき中退し、引きこもりになってしまった今津宗也。気がつけば十年の時が経ち、家族との仲もどんどん悪くなっていった。そんなある日、宗也は側溝に閉じ込められ助けを求め鳴き続ける子ネコの声に気づく。大雨の中その声をどうしても放っておくことができずに、宗也は子ネコを救出しマリンと名づけ育てることを決意する。そしてこの決断が孤独な彼の人生に大きな変化をもたらすことになり―。マイナス続きの人生が、ネコとの出会いで大転換!『ひかりの魔女』『迷犬マジック』の著者が贈る、小さな奇跡の物語。

著者等紹介

山本甲士[ヤマモトコウシ]
1963年生まれ。主な著書に、ロングセラーとなつている「ひかりの魔女」シリーズや「迷犬マジック」シリーズ、冴えない中年男が逆転劇を見せる『ひなた弁当』『ひなたストア』『民宿ひなた屋』、平凡な人が騒動に巻き込まれる『かび』『とげ』『俺は駄目じゃない』『つめ』など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

99
山本さんならではの再生物語。大学での人間関係のつまずきにより、引きこもりになってしまった主人公「宗也」。以降、10年近くに渡り引きこもり生活を続けていましたが、ある日、ちょっとした流れから野良猫を救い、そこから生活が少しずつ変化していきます。タイトルにもあるように猫のネタを中心にしつつ、主人公のキモチもカラダも前向きに変化していく描写が、どんどんページをめくらせる要因かなと。猫好きな読書さんだと、なおさら面白さが増してくるんでしょうね。ラストの結び方はなかなか洒落た演出かなと。前向きになるって大切ですね。2026/04/29

みかん🍊

90
10年引き籠もっていた宗也はある日側溝に嵌って出られなくなってしまった瀕死の子猫を助ける、マリンと名付けた猫の為に人と関わる事が出来なかった宗也が動物病院で説明したり、ホームセンターで女性と話したり出来た、それから猫ブログを始めると猫好きからの猫ネットワークが広がり、人とあまり関わらずに済むポスティングのバイトを紹介され、その後その人の段ボール会社にアルバイトとして雇われたり猫を守るために筋トレを始めたりどんどん変わっていく、マリンのおかげで人生が好転していくまさに猫の恩返しとても良い話でした。2026/02/06

BLANCA

83
人間関係につまずいて国立大学を中退し、引きこもりになって10年の宗也。両親に迷惑をかけている事も分かっているが、どうする事も出来ず…。そんなある日、猫の鳴き声を聞き、側溝に閉じ込められた子猫を助け出す。両親の許可を得て、マリンと名付けた子猫を飼うことで宗也の人生が好転して行く…。誰しも何かがきっかけで引きこもりになるかもしれないし、何かがきっかけで脱出出来る事があるのかもしれない。宗也には守らないといけないマリンだった。日常を取り戻して行く宗也に驚きながら、刺激しないように接する母の優しさが心に染みた。2025/12/19

mochiomochi

66
柔らかい小説は栄養素として不可欠だが不足気味の中で会った本作。大学中退後10年間引きこもっていた主人公の今津宗也は、ある日雨の中側溝に落ちて助けを求めていた子猫と出会う。「マリン」と名付られた子猫を飼い始め、ブログで日々を発信。そこから就業、運動、更にあれほど避けていた人付き合いまでスムーズにできるように。鬱屈さや卑屈感をあまり持たない主人公だからなのか、両親を始め、周囲の人々が思慮深く皆優しい。人生の転機に猫に出会う、という点は自分自身も経験があり、やはり猫の「マジック」は存在すると思わされる。2026/03/31

ひさか

60
2025年11月小学館文庫刊。書き下ろし。犬のように散歩中に人に会うという展開を望めない猫。どうするんだろう?と心配しましたが、猫でもなんとかなっちゃうという展開を見せてくれた山本さんに拍手です。ラストで明らかになる、猫との出会いに隠されたもう一つの話も良かったです。2026/02/28

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