小学館文庫<br> 空が、赤く、焼けて―原爆で死にゆく子たちとの8日間

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小学館文庫
空が、赤く、焼けて―原爆で死にゆく子たちとの8日間

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074765
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

原爆投下直後の広島、その克明な記録が甦る

瀬戸内の島で原爆投下の8月6日を迎えた著者の奥田貞子さんは、その翌日、広島に入り、8日間にわたって兄の子どもたちを探して市内を駆け巡ります。その間、市内で会った多くの子どもたちの死に立ち会うことになり、死を前にした子どもたちの様子を克明に日記に残しました。戦争の悲惨さにどう自分が居合わせたか、そして何も出来なかったか。戦後80年が経ったいま、その真実を忘れるな、という著者の悲痛な叫びが甦ります。

【編集担当からのおすすめ情報】
1960年から晩年まで山形県小国町の「基督教独立学園高等学校」で教諭をされていた奥田貞子さんは、1914年広島県豊田郡大長村(現・呉市豊町大長)生まれ。原爆投下直後の広島市内で8日間にわたり、甥、姪を探し回りました。本書はその8日間を記した当時の日記をもとに1979年4月に自費出版された『ほのぐらい灯心を消すことなく』の第4版を底本に復刻したもの(2011年刊行の単行本を文庫化)。巻末に、重松清氏による寄稿「ささやかでなければ、伝えられないこと」を付記。


【目次】

内容説明

瀬戸内の島で原爆投下の8月6日を迎えた著者の奥田貞子さんは、その翌日、広島に入り、8日間にわたって兄の子どもたちを探して市内を駆け巡ります。その間、市内で会った多くの子どもたちの死に立ち会うことになり、死を前にした子どもたちの様子を克明に日記に残しました。戦争の悲惨さにどう自分が居合わせたか、そして何も出来なかったか。戦後80年が経ったいま、その真実を忘れるな、という著者の悲痛な叫びが甦ります。

目次

待っていた兄と妹
優しい正子ちゃん
とんちゃんとお母さん
お母さんとネンネした坊や
お母さんのメガネ
二人の中学生
小さな命はあっけなく消えた
橋のたもとの寝顔
―戦争さえなかったら
「ゆりちゃんも連れてって」
真っ赤な口の中
学校へ行こうとした少年
―雄一はどこへ行った
島に帰ってからの話 一つだけ泊まったら帰ってくると言ったのに
戦争中の話 チカちゃんという三歳の子どもと私との、戦争中の生活の一部を聞いてください

著者等紹介

奥田貞子[オクダテイコ]
1914~2011年。広島県豊田郡大長村(現・呉市豊町大長)生まれ。1960年から晩年は、山形県小国町の「基督教独立学園高等学校」教諭。原爆投下直後の広島市内で八日間にわたり、甥、姪を探し回った。その八日間を記した当時の日記を、1979年4月に『ほのぐらい灯心を消すことなく』として自費出版。版を重ねた。享年九六(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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りか

0
原爆投下翌日から8日間、兄の子ども二人を探して広島の町を歩いた奥田さん。そこで目にした子どもたちの姿や聞いた言葉を奥田さんが綴っていた日記の一部を一冊にまとめられています。 文章でさえ恐ろしく悲惨な状況が目に浮かびましたが、実際は想像を絶するに違いない。泣いている子どもに声を掛けたり、抱っこをしたり治療や水を与えたりと…とにかく著者の優しさと温かさが溢れていた。ページ数はそこまで多くありませんが、とても重たかった。平和な日々が当たり前ではないこと、二度とこのような悲劇が起きないことを心の底から願うばかり。2025/08/06

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