小学館文庫<br> ゴールドサンセット

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小学館文庫
ゴールドサンセット

  • 白尾 悠【著】
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  • 小学館(2025/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074215
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人生の黄昏を希望に変える温もり溢れる一冊

人生は十人十色。悩みや悲しみ、後悔、生きづらさを抱え、傷つきながら進んでいく人々の姿の中に、希望と勇気を見いだす連作短編集。
中高年の劇団をモチーフに、その団員と周囲の人々の生き様を描く。

第一幕 ひろった光---同級生がいじめにより自殺。その事実に傷つきもがく少女が出逢う、隣部屋の老優。その奇妙な行動の果てには。
第二幕 金の水に泳ぐ---真面目に頑張って生きてきた40代独身女性。リストラと婚活に戸惑いながら、人生と自分を見つめ直して得た答えは。
第三幕 ゴールデンガールズ---定年後の男性。自分がかつてパワハラ、セクハラをしていた女性に偶然出逢うが……。痛快なラスト。
第四幕 なつかしい夕映え---老人の家を訪れる二人の若い男。その正体は一体?そして、珠玉の思い出とは。
第五幕 黄金色の名前---かつて女性の誰もが抱いていたつらさと葛藤を、女性ならではの目線で描ききる。
幕間 登場人物達が織りなす、出会いと絆。
終幕 ゴールド・ライト 老優の心に去来する悔恨に満ちた人生。そして戻らない深い愛。それでも生ききる強さ。

読後、生きること、歳を重ねることに前向きになれる作品です。

【編集担当からのおすすめ情報】
「生きること」「老いること」を正面から見つめる筆致は、心を揺さぶること必至。丁寧に描かれたエピソードの数々は共感と感涙を呼び、読後、生きること、老いることが愛おしくなる一冊です。
口コミで評判となり、この度、豪華キャストでの連続ドラマ化が決定しました。
巻末には、ドラマの主要登場人物の一人である俳優・毎田暖乃さんと著者との特別対談も掲載。こちらもお見逃しなく。

内容説明

この世界に絶望する女子中学生、報われない40代独身女性、定年退職後の男性、夢の中に生きる認知症の老人、嫁と姑、強い悔恨の念を抱えた老優…。中高年限定の劇団をモチーフに、取り巻く人々の生き様を丁寧に掬い取る。その悩みは十人十色で、もがき苦しむことも日常。心に深く突き刺さるエピソードの数々は人生の灯になるはずです。そして、読者には「生きること」「老いること」が愛おしく感じられる珠玉の連作短編集が、連続ドラマ化をきっかけに待望の文庫化。巻末にある、ドラマの重要人物を演じた俳優・毎田暖乃さんと著者の特別対談も楽しみな一冊です。

著者等紹介

白尾悠[シラオハルカ]
神奈川県生まれ。アメリカの大学を卒業後、日本で外資系映画関連会社勤務などを経て、フリーのデジタルコンテンツ・プロデューサー、マーケター。2017年「アクロス・ザ・ユニバース」で「女による女のためのR‐18文学賞」大賞と読者賞をW受賞。著書に、受賞作を含む『いまは、空しか見えない』や、『サード・キッチン』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

22
人生十色、生きづらさを抱え悩み傷つきながら、それぞれ見出す小さな希望を丁寧に描く連作短編集。同級生がいじめで自殺したことにショックを受ける少女が出った老人、解雇された40代独身女性の求職と婚活、定年男性が偶然再会した女性との因縁、老人の家を訪れる二人のマイノリティの生きづらさ、かつて女性の誰もが抱いていたつらさと葛藤、老人の心に去来する悔恨に満ちた人生。リア王を演じる素人劇団に関わる人々で繋がる巧みな構成の中に垣間見える想いがあって、自分はきちんと向き合えているのか、はっとさせれられる話が多かったですね。2025/02/12

スミレ

14
ドラマ化されたので読みました。 劇団を共通項にした5つのお話。 登場人物たちはそれぞれ悩みや生きづらさを抱えている。 幕間で繋がり、迎える終幕は圧巻。 老俳優は自分自身を重ね合わせ、全身全霊をかけてリア王を演じる。 とても素敵なラストでした。2025/03/24

たっきー

11
前に著者の別の作品を読み、他の作品も読みたいと思い手にした。連作短編集。あまり読んでいて集中できず。カバー裏の「読後には"いきること""老いること"が愛おしく感じられる」のコメントは大げさすぎる。2025/03/26

はなちゃん

5
とても良かった!辛くとも生きている間は自分を生き抜く、いろいろな立場の人達が、やはり1人では生きられないこの世の中でお互い触れ合い支え合い…演劇を通して描かれ、とても素直に気持ちに入ってきた。オススメしたい1冊。2025/01/30

あきら文庫

0
55歳以上のオーディションで集めた劇団が、リア王を演じる日のお話。出演する人達を巡る物語を描いた連作短編集になっています。決して幸福ではない人生を送ってきた人達が、舞台で一つになるというところが良かったです。ドラマ化されているので、そちらも見てみたいと思います。2025/03/17

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