小学館文庫<br> 日本美のこころ

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小学館文庫
日本美のこころ

  • 彬子女王【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074130
  • NDC分類 702.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

彬子女王殿下が日本美のこころを探す旅

「赤と青のガウン」の著者・彬子女王殿下が6年間の英国留学を終えて次に向かわれたのは「日本美のこころ」を探す旅だった。

「神宮の御神宝」「皇居の盆栽」「皇室が育んだボンボニエール」など、日本の美を巡る旅を収録した「日本美のこころ」。

「烏帽子」「久米島紬」「漆掻き道具」など、日本の伝統工芸を支える最後の職人たちとの出会いを描いた「最後の職人ものがたり」。

その2冊を1冊の文庫として完全収録。

彬子女王殿下が4年間にわたって巡り続けた「日本美のこころ」を、54篇の美しく瑞々しい文章で綴った珠玉のエッセイ集。

【編集担当からのおすすめ情報】
「日本美のこころ」「最後の職人ものがたり」の文庫化にあたって殿下にいただいた「あとがきに代えて」にはこんなことが記されていました。

「私の日本美のこころを探す旅は今も続いている。この本のカバーデザインになっている雪の結晶は、一つとして同じものはないと言われるほど多様性がある。日本文化も、地域ごとに様々な異なった文化があったり、カレーやラーメンなど、海外の文化が日本文化として形を変えて根付いていたりと、多様性があり、私には雪の結晶と日本文化が重なって見える。掌に乗ったらはかなくも消えてしまう雪のように、この先失われてしまう日本文化もたくさんあるのだと思う。でも、その刹那的な美しさを記録に、そして記憶にとどめていくために、これからも旅を続けていきたいと思っている。この本を手にしてくださる方たちに、たくさんの日本美のこころが届くことを祈りつつ」

日本文化の多様性には目を見張るものがあります。ですが、多様なものはとかくわかりにくいもの。殿下が日本文化に向けるまなざしはわかりにくいもの、多様なものをそのままわかろうとする真摯なものです。本書は殿下が体験された54の日本美のこころを追体験できるというまたとない機会を読者のみなさんに提供できると信じています。

内容説明

彬子女王殿下が日本各地で出会った「日本美のこころ」、そして「最後の職人」たちの物語を紡いだ珠玉の54篇を完全収録。日本文化の継承とは何か?を問う。

目次

神宮の御神宝
皇居の盆栽、600年の“生きた芸術”
皇室が育んだ、ボンボニエール
正倉院宝物が紡ぐ物語
世界中が感嘆した幕末・明治の工芸
世界で唯一の芸術、日本の竹工芸
文人趣味を色濃く残す、煎茶
外国人が遺してくれた浮世絵
大英博物館の日本コレクション
陶芸家バーナード・リーチと民藝
王侯貴族を魅了した日本磁器
冷泉家の家具で知る京の公家文化
石清水八幡宮の「御花神饌」
神の国・出雲に継がれた和紙
神々のふるさと、出雲へ
天孫降臨の地、高千穂、霧島を巡る
福島の祭りを伝える相馬の野馬追
神に捧げる岩手・山田町の舞
植物染めで日本の色を染める
日本文化の記憶の種を蒔く〔ほか〕

著者等紹介

彬子女王[アキコジョオウ]
1981年12月20日、寛仁親王殿下の第一女子として誕生。学習院大学を卒業後、オックスフォード大学マートン・コレッジに留学。日本美術を専攻し、海外に流出した日本美術に関する調査・研究を行い、2010年に博士号を取得。女性皇族として博士号は史上初。現在、京都産業大学日本文化研究所特別教授、京都市立芸術大学客員教授ほか。子どもたちに日本文化を伝えるための「心游舎」を創設し、全国で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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なお

38
雑誌『和樂』に連載されたエッセイ集。海外に流失した日本美術に関する調査・研究をされている彬子様。「日本美のこころ」への思いの深さが伝わってくる。月を愛でるため王朝人が愛した桂離宮の事、日本磁器が西洋の貴族の間で垂涎の品だった事など…。正倉院の宝物、京繍、幕末・明治の工芸、相馬の野馬追等多くの優れた日本文化について語られ気づかされる事が沢山あった。「最後の職人ものがたり」として、日本文化を守る砦となる蒔絵筆や建具の金具職人等、多くの職人さんに出会う旅をされる。取材中の彬子様の親しみのある笑顔が印象的でした。2025/03/07

てん

19
過去に出版されていた「日本美のこころ」「最後の職人」を収録。一般的な内容よりは少し深く、でも研究成果という深さでもなく、私にはちょうど良い。読んで気が付いたのは、工芸品などを作るための道具があり、その道具を作る職人がいるということ。さらにそんな職人たちが減っていき「日本にこの人だけ」というものが多くなっていることの危機感を感じた。落ち着いた文体で、でもところどころにユーモアが感じられてよい読書ができた。本に登場する「美」そして「道具」はぜひカラーの大きな写真で見たい。2025/02/02

はるき

11
 日本美を研究者が語るのに、円やかな文章で堅苦しさゼロ。しかも著者が、皇族である彬子女王! 興味深く読了。2024/12/12

たっきー

10
『日本美のこころ』、『日本美のこころ 最後の職人ものがたり』の2冊をまとめて文庫化されたもの。前半は日本の工芸、美術、文化について、後半は烏帽子、和鏡、琵琶等唯一となった職人について書かれている。蹴鞠に使われる鞠が2枚の鹿革でできていて、中が空洞という構造については知らなかった。いろいろな技術を受け継ぐ職人が減っているのは寂しいが、駿河炭(漆器の研磨に使われる)のように、材料自体がなくなってきているというのも伝統を継承するにあたっての難しさだなと感じた。2025/02/05

fabi@第一芸人文芸部

10
以前紹介した『日本美のこころ』『日本美のこころ 最後の職人ものがたり』に載せていたエッセイをまとめた文庫。めちゃめちゃ良い。読みながら『これは人生で何度も読み返す一冊だな!』と思った。日本文化に精通された彬子女王の知識、気づき・発見、想いを、柔らかくユーモア混じった文体で読めるのが嬉しい。単純に勉強にもなるし、これから旅・観光をしたときに「彬子視点」を持って各地を巡ることができる。目を見開いて日本文化・伝統を研究し続けてきたからこそ綴ることができた、彬子女王ならではの魂がこもったエッセイ集だ。2024/12/10

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