小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 忠臣蔵の姫 阿久利

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小学館文庫 小学館時代小説文庫
忠臣蔵の姫 阿久利

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  • サイズ 文庫判/ページ数 640p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074109
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

赤穂浪士の助命嘆願に命を賭した姫の物語。

江戸は元禄、生類憐みの令が布かれていた頃。
広島三次藩に生まれた阿久利は、播磨赤穂藩の浅野内匠頭長矩に輿入れし、安寧な暮らしを送っていた。
しかし、勅使饗応指南役である高家筆頭・吉良上野介の「ある依頼」を断ってから、暗雲が垂れ込めはじめる。
さらに、大名火消しを拝命する内匠頭が取った火事場での「ある行い」から、五代将軍徳川綱吉の側近・柳沢保明からも不興を買ってしまう。
内匠頭を快く思わない吉良と柳沢は、密かに赤穂藩改易に動き出す。
そしてついに、度重なる嫌がらせに我慢ならず、江戸城中松の廊下で吉良へ刃傷に及んだ内匠頭。
即日切腹処分となった夫の死に、阿久利は悲しみに暮れながらも、国家老の大石内蔵助とともに浅野家再興に長きにわたり奔走する。
だが、とうとう叶うことなく、刃傷沙汰の幕が下りたのだった。
望みを絶たれた浪士たちは、剣豪の堀部安兵衛を中心に、死んだ主の恨みを晴らさんと吉良邸への討ち入りを決行。見事に武士の本懐を果たす。
今度は、義士たちの助命嘆願に尽力する阿久利だったが……。
最愛の夫の「遺言」を守るべく、命を懸けた阿久利姫の生涯を描く。


【編集担当からのおすすめ情報】
広島県三次市出身の大人気時代小説作家が健筆を揮う、浅野内匠頭の妻である阿久利姫からの視点で描かれた、新しい「忠臣蔵」です!

内容説明

勅使饗応に絡む高家筆頭吉良上野介のある頼みを断り、さらに火事場でのある行いから、五代将軍徳川綱吉の側近柳沢保明にも不興を買った、播磨赤穂藩主浅野内匠頭。広島三次藩から嫁した阿久利の幸せは、江戸城中松の廊下で、夫が吉良へ刃傷に及び、幕を閉じた。阿久利は亡き夫の遺言を果たすべく、御家再興を幕府に訴えるも、悲願叶わず、御家断絶に。幕府の裁きに不服な国家老大石内蔵助、剣豪堀部安兵衛ら赤穂浪士は、阿久利の制止も聞かず、吉良邸へ討ち入り、忠義を果たしたが…。刃傷の真実がいま明かされる!権力に闘いを挑んだ姫の生涯を描いた傑作。

著者等紹介

佐々木裕一[ササキユウイチ]
1967年、広島県三次市生まれ。2003年に、架空戦記『ネオ・ワールドウォー』(経済界)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まる

4
短かった幸せな結婚生活の後、阿久利は悲劇が起きてからの何十年を苦痛のうちに生きたのだろう。一族、家臣に類が及ばぬように考えつく限りの手立ても全て徒労に終わった結果の家臣達の討ち入りだった。なぜ、内匠頭が刃傷に及んだのか、幾つかの理由が挙げられているが、本人が語らなかったのだから想像の域を出ない。話しとしては歌舞伎にも小説にも多々様々取り上げられ尽くしているが、改めて小説で読む場面は凄惨そのもの。しかしやはりこれ程の事を成し遂げた義士達の精悍さには頭を垂れるしかない。瑤泉院も最後はそう思った筈である。2025/04/29

あひる三太郎

1
「忠臣蔵」については、ざっとしか知らなかったけれど、面白かった。劇団扉座の「つか版忠臣蔵」をまた観たい。忠臣蔵の小説をもっと読みたいと思った。2025/05/10

好奇心

1
浅野内匠頭の正室 阿久利 幼くして許嫁になり、夫婦になり生涯を江戸で過ごしたようである、内匠頭・阿久利とも美男美女として描かれている、吉良との確執の始まりが何だったのか? 二度目の勅使饗応役、一度目は何もなく終わった、当時の家臣が吉良への対応が上手だったのか?物語のなかでは、火事での吉良への対応の仕方・正室を将軍へ差し出す、これらが原因だったのか? 刃傷・討ち入りへの処罰が正室・親戚にまで及ばなかった、41歳若さで亡くなり、泉岳寺に仲良く眠っているのが幸福だったのでは?何回となく訪れた泉岳寺の墓所 2024/12/24

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