小学館文庫<br> パパイヤ・ママイヤ

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小学館文庫
パパイヤ・ママイヤ

  • 乗代 雄介【著】
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  • 小学館(2024/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094073607
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

どこでどう生きてても友達になりたくない?

17歳の夏、SNSで知り合ったパパイヤとママイヤは木更津の小櫃川河口の干潟で待ち合わせをして、初めて会った。アル中の父親が大嫌いなバレーボール部のパパイヤと、芸術家の母親に振り回されて育った、写真が好きなママイヤ。二人は流木が折り重なる“木の墓場”で週に一回会うようになり、心を通わせる。
そして、奇跡のような出会いは、二人の夏を特別なものに変えていく――

少女たちの儚くも輝かしい一夏を瑞々しい筆致で描く、新時代のガールミーツガール小説。


【編集担当からのおすすめ情報】
本作の舞台となった木更津市の小櫃川河口干潟は、東京湾に唯一残された後背湿地を持つ自然干潟です。アシが生い茂り、石の下には小さな蟹が隠れ、数種類の鳥の鳴き声が空に響きます。著者の描く切なくも美しいこの場所を、物語とともにぜひ感じていただけましたら嬉しいです。
解説は小説紹介クリエイターのけんご氏。

内容説明

十七歳の夏、SNSで知り合ったパパイヤとママイヤは、木更津の小櫃川河口の干潟で待ち合わせをして初めて会った。アルコール依存症の父親が大嫌いなバレーボール部のパパイヤと、芸術家の母親に振り回されて育った、写真が好きなママイヤ。二人は流木が折り重なる“木の墓場”で週に一回会うようになり、次第に心を通わせる。そして奇跡のような出会いは、どこにも居場所のない二人の夏を、特別なものへと変えていく。少女たちの儚くも輝かしい一夏を瑞々しい筆致で描く、新時代のガールミーツ小説。解説は、小説紹介クリエイターのけんごさん。

著者等紹介

乗代雄介[ノリシロユウスケ]
1986年北海道生まれ。法政大学社会学部メディア社会学科卒業。2015年「十七八より」で第五八回群像新人賞を受賞しデビュー。18年『本物の読書家』で第四〇回野間文芸新人賞、21年『旅する練習』で第三四回三島由紀夫賞、22年同作で第三七回坪田譲治文学賞、23年『それは誠』で第四〇回織田作之助賞、同作の成果により24年第七四回芸術選奨文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

59
乗代さんの作品を以前に読んで面白かったので本作も読んでみた!アオハル!!って叫びたくなるような瑞々しくも痛い青春小説であった!パパが嫌いなパパイヤとママに振り回されるママイヤ。この2人が主人公。この2人のひとなつの思い出。夏休み中に読んだり読書感想文にぴったりな本になっている!2024/07/13

37
千葉県の河口に始まる夏の物語。ひとくちに言えば2人の少女が織りなす青春小説、となってしまうが、少女たちの会話に伴うニュアンス、機微を捉える会話の組み立て方は、快哉な夏の晴天を思わせる鮮やかさだ。これは少女たちが自分を見つける物語ではない。むしろ、自分以上に自分を想ってくれる誰かの存在が、まばゆく自分の輪郭を立ち上がらせる、美しく輝かしい反照の物語である。2024/08/04

no5uke

7
テンポの良い会話劇と風景描写が見事だった。トントン拍子で筆致が進むから、かなり読みやすかった。写真を撮ること、それを見ることが2人の中心にあったが、本当に一番大切なもの、2人以外には共有できないものは、2人の思い出として残っていくのが素晴らしい。2025/08/04

JUN

4
好きと言う言葉で表せないような、でもそばにいてほしい。 そんな人と浜辺で二人で話していたい。2024/09/03

suiu

4
ガールミーツガールって、こうだ! 2人はずっと一緒にいないのかもしれないけど、この夏があった。 夏休みの時期に読んで良かった。2024/08/05

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