出版社内容情報
北欧ミステリ界トップランナーの新境地!
スウェーデン・ウプサラ市郊外の高速道路を走行中のBMWが、突然暴走し菜の花畑で炎上した。死亡したのは、運転中の大手製鉄会社幹部。一週間後、石油業界のキャンペーンを手がけていた広告会社幹部が第2の爆破事件で命を落とす。被害者はどちらも気温変動や環境破壊に関係していた。
容疑者に挙げられたのは、15年前に先端技術の活用を拒否したがためにある誘拐事件の解決に失敗して辞職し、森で隠遁生活を送る元警部ルーカス・フリセル。当時の彼の部下で今は国家作戦局(NOD)の主任警部エヴァ・ニーマン宛てに、彼からと思われる犯行予告の手紙が届いていたのだ。
エヴァは、立ち上げられた特捜班Novaの曲者たちを率いて事件の捜査にあたり、第3の事件を警戒しながらフリセルを追うが――。
『時計仕掛けの歪んだ罠』で翻訳ミステリファンの度肝を抜いた、北欧ミステリ界のトップランナーが贈る驚愕の新シリーズ、ここに誕生!
【編集担当からのおすすめ情報】
1990~2000年代「スウェーデン国家刑事警察シリーズ」でブレイクし、2016年のベリエル&ブルームシリーズ第1弾『時計仕掛けの歪んだ罠』(日本では小学館文庫より2020年に田口俊樹訳にて刊)で衝撃的な進化を遂げて日本の翻訳ミステリファンの度肝を抜いたアルネ・ダール。
「ダールの新作が読みたい」という熱烈な声に応え、新境地「Novaシリーズ」の第1弾をお届けします。「先が読めない」というレベルをはるかに超えて読む者をヒリつかせるツイスト、おぞましくもスタイリッシュな映像的描写。加えて、捜査班Novaの個性的な面々を始め、一筋縄ではいかないキャラ立ち感が素晴らしく、今後の続編でも大きな魅力となりそうです。
他の北欧ミステリでは味わえない唯一無二のアルネ・ダールワールド、ぜひご堪能ください。
内容説明
スウェーデン国内で起きた連続爆破殺人事件。被害者はどちらも環境破壊に関係していた。容疑者に挙げられたのは、十五年前に先端技術の活用を拒んで事件解決に失敗し辞職、現在は森で隠遁生活を送る元警部ルーカス・フリセル。当時彼の部下だった国家作戦局の主任警部エヴァ・ニーマン宛てに、彼からと思われる犯行予告の手紙が届いていたのだ。エヴァは特捜班Novaの曲者四人を率いてフリセルを追うが―。『時計仕掛けの歪んだ罠』で日本の読者の度肝を抜いた、北欧ミステリ界の異端にしてトップランナーが贈る驚愕の新シリーズ、ここに誕生!
著者等紹介
ダール,アルネ[ダール,アルネ] [Dahl,Arne]
1963年生まれ。スウェーデンの小説家、文芸評論家
矢島真理[ヤジママリ]
東京生まれ。国際基督教大学教養学部理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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