出版社内容情報
旦那様は九尾狐に取り憑かれた大神官!?
魑魅魍魎退治に勤しむ貧乏神社の娘・莇原四衣子。神社の収入だけでは暮らせない莇原家では、魑魅魍魎退治で日銭を稼がないとご飯にありつけないのだ。
ある晩、帝都を見回る四衣子は不思議な男とすれ違う。銀色の長髪、真っ赤な瞳、絶世の美貌、それから……九本の尻尾!? 人々を襲うという噂の九尾狐だと気づいた四衣子は、護符を使って九尾狐を捕える。これで国の偉い人から褒美が貰える!と喜ぶ四衣子だが、なぜか黒衣の者たちに体を拘束され、どこかに運ばれてしまう。
気づくとそこは名家らしき屋敷。目の前に現れた男によると、四衣子が捕えたのは九尾狐に取り憑かれた天満月家の当主・鳥海らしい。帝都を守護する大神官にして公爵でもある天満月家の当主が取り憑かれている!? 重大な秘密を知った四衣子に、このまま家に帰すわけにはいかないと男が告げる。そして――
「あなた様には、天満月家の当主である鳥海様と結婚していただきます」
花嫁になればご飯が食べ放題という言葉に、つい鳥海との結婚を承諾してしまう四衣子。ところが人間の姿に戻った鳥海は頑固で怒りっぽい性格。しかも莇原家は天満月家と犬猿の仲だったらしく……!?
内容説明
日銭を稼ぐため、魑魅魍魎退治に勤しむ貧乏神社の娘・莇原四衣子。ある晩、帝都を襲うという噂の九尾狐を捕らえることに成功!これで国の偉い人から褒美がもらえると喜ぶ四衣子だったが、突然現れた黒衣の男たちによって名家・天満月家の屋敷に運ばれてしまう。なんと、四衣子が捕らえた九尾狐の正体は、帝都を守護する大神官であり、公爵でもある天満月家の当主・鳥海らしい。彼の秘密を知ってしまった四衣子は、このまま家に帰すことはできないと言われ、鳥海の花嫁として屋敷で暮らすことに…!?帝都あやかし婚姻譚!
著者等紹介
江本マシメサ[エモトマシメサ]
長崎県出身。2015年、『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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