出版社内容情報
オトコマエ侍女の麗霞、再び皇帝に……!
朝陽国では通例として敬称『天帝』と呼ばれる皇帝。当代の皇帝・陽暁明の後宮には、最強の皇后と美しい幾人もの妃がいる。ど田舎豪族の娘である白麗霞は、その妃の一人――游静蘭と幼なじみだったことから、乞われて彼女の侍女となり後宮に入ったものの、その本性は男勝りの性格イケメン。ある日、池に落ちそうになった暁明を救おうとした際に、どんな天の悪戯か、二人の中身が入れ替わってしまった。しばらく皇帝の中の人を演じたところ、その頼もしくもりりしい言動から皇帝株が急上昇。しばらく身代わり皇帝として過ごした麗霞だったがやがて元に戻って一件落着……したはずだったが。さて、元どおり侍女の仕事に戻った麗霞は、国一番の占い師が「天帝がひと月後の七夕の夜に死ぬ」と告げた現場に居合わせてしまう。直後、皇后・秀雅に呼び出され「お前が暁明を守れ。できなければ、私がお前を殺す」と命じ(脅さ)れた麗霞は、暁明と共にまたしても池に落ち、再び中身が入れ替わってしまった。ひと月後に死ぬ運命なのは、果たして暁明の体なのか、それとも現在の中身(麗霞)なのか。いや、そもそも死ぬ理由はなんなのか。オトコマエ皇帝となった麗霞の捜査が始まる!?
内容説明
朝陽国の天帝(皇帝)陽暁明の後宮には、最強の皇后と美しい妃たちがいる。妃のひとり、游静蘭と同郷の幼なじみだったことから彼女の侍女となり、後宮に入った白麗霞は、ある日、国一番の占い師が「天帝はひと月後の七夕祭りの夜に死ぬ」と告げる現場に居合わせてしまう。皇后から「暁明を守れ」と命じられた麗霞は、暁明と共に後宮の池に落ち、またしても中身が入れ替わってしまった。果たしてひと月後に死ぬ運命なのは、暁明の体か、それとも中身の麗霞自身か?いや、そもそも死亡する理由は何なのか。再びオトコマエ皇帝となった麗霞の捜査が始まる!!
著者等紹介
松田詩依[マツダシヨリ]
3月16日生まれ、魚座のO型。2021年「東京幽世公安局」で、小学館文庫キャラブン!「アニバーサリー賞」を受賞(『東京かくりよ公安局』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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