出版社内容情報
新しい時代の“距離の置き方”を求めて
人間関係がリセットされ、ソーシャルディスタンスについて考えさせられたコロナ禍の時期。経済の発展を優先させてきた人間は地球との関係を見直すべきでは?と著者は考えた。人間同士にソーシャルディスタンスという物理的な距離ができ、人間以外の万物とのディスタンスを見直すべく、著者は動き出した。まずは、動物園へ──。
人間の業が招いたかのような今回のパンデミックについて、動物たちに謝罪するところからスタートし、観覧車に乗りながらのリモートワーク、海外の大学のオンライン講座、都会を離れた山里での田植え、完璧なソーシャルディスタンスともいえる棺の中のミイラとの対面……密を避けながら、距離や時間、時には次元(?)をも超えてあらゆる取材を遂行する。多くの制約を乗り越えて著者が見つけた、令和を生きるための「距離感」とは。
【編集担当からのおすすめ情報】
「小説丸」の同名人気連載を文庫オリジナルで刊行!
2020から2023年にかけての世の中の変化を著者ならではの視点で捉え、新しい距離感を提案する指南書的エッセイ。
内容説明
人間関係がリセットされ、ソーシャルディスタンスについて考えさせられたコロナ禍の時期。人間と人間以外の万物とのディスタンスを見直すべく、著者は動き出した。最初に訪れたのは動物園―。まずは人間の業の深さを動物たちに謝罪。その後、観覧車でリモートワーク、海外の大学のオンライン講座、都会を離れた山里での田植え、完璧なソーシャルディスタンスともいえる棺の中のミイラとの対面…三密を避けながら、距離や時間、時には次元(?)をも超えて取材を遂行する。多くの制約を乗り越えて著者が見つけた、令和を生きるための「距離感」とは。
目次
2020年(動物園で心の謝罪;観覧車ディスタンス)
2021年(意識高い系フィットネス;植物ヒーリング ほか)
2022年(古代エジプトのロマンとリアル;SDGsイベントで意識を高める ほか)
2023年(タクシーの値上げで心理的ディスタンス;松を食べてエンパワーメント ほか)
著者等紹介
辛酸なめ子[シンサンナメコ]
1974年東京都千代田区生まれ、埼玉県育ち。武蔵野美術大学短期大学部卒業。漫画家、コラムニスト、小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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