出版社内容情報
50万部!三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾
中野区のマンションの一室で若い女性が頭部を殴打され、意識不明の状態で発見される。永澤美衣紗という名の彼女はシングルマザーで、生後十ヵ月の娘、しずくは連れ去られる。現場には「私は人殺しです。」と書かれた便箋が残されていた。
時は遡り、90年代初頭。北海道の鐘尻島では巨大リゾート「リンリン村」の建設が頓挫し、老舗料亭「帰楽亭」の息子、小寺陽介は将来に不安を感じていた。多額の借金をして別邸を建てた父は大丈夫なのか。そんな折、リンリン村の鉄塔で首つり死体が発見される。
バブルに翻弄される北海道の離島と現在の東京。
二点を貫く事件の驚くべき真相とは。
累計50万部突破の大ベストセラー!
『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』に続く、三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾。
抗えぬ生と死を圧倒的なスケールで描く、著者の最高到達点。
【編集担当からのおすすめ情報】
中学2年生の時に母親を殺されたという過去をもつ、警視庁捜査一課の刑事・三ツ矢秀平。”変わり者”の彼と一緒に捜査にあたり、たびたび振り回される戸塚警察署の若手刑事・田所岳斗。
異色のコンビとして熱狂的な支持をあつめる、三ツ矢&田所シリーズ待望の最新作です。
内容説明
中野区のマンションで女性が殴打され、意識不明に。永澤美衣紗という名の彼女はシングルマザーで、十ヵ月の娘、しずくは連れ去られる。現場には「私は人殺しです。」と書かれた便箋が残されていた。時は遡り、一九九〇年代初頭。北海道の鐘尻島では巨大リゾート「リンリン村」の建設が頓挫し、老舗料亭の息子、小寺陽介は将来に不安を感じていた。多額の借金をして別邸を建てた父は大丈夫なのか。そんな折、リンリン村の鉄塔で首つり死体が発見される。バブルに翻弄される離島と現在の東京。二点を貫く事件の驚くべき真相とは。抗えぬ生と死を描く圧巻の長編。
著者等紹介
まさきとしか[マサキトシカ]
1965年生まれ。2007年「散る咲く巡る」で第四十一回北海道新聞文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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