小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 長篠忠義―北近江合戦心得〈3〉

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長篠忠義―北近江合戦心得〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094073102
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

かつてない迫力の長篠合戦!シリーズ第三弾

浅井家重臣だった遠藤与一郎は、主家再興のため、仇である織田信長麾下の羽柴秀吉に、足軽から仕えることとなった。
潜行していた越前で、徳川家重臣・大賀弥四郎が敵の武田勝頼に内応しているという情報を掴んだ与一郎ら一行。報を受けた秀吉からまた無茶な命がくだるーー「謀反人はおみゃあが殺せ」。
徳川家中が落ち着くと、勝頼が兵を長篠城に向けたことを受け、信長は武田と雌雄を決する覚悟を固めた。大普請の末築かれた長大な馬防柵の最前線、人馬入り乱れ鉄砲玉飛び交う設楽原で、与一郎らの活躍なるか?
臨場感溢れる戦場描写、再起奮闘のお家再興戦国物語第三弾。

主人・秀吉からの期待、主人としての責任……難儀なものだな、与一郎!

【編集担当からのおすすめ情報】
「新たな合戦絵巻の始まりに、胸躍ること間違いなし!」ーー今村翔吾氏、推薦!

累計100万部突破の「三河雑兵心得」シリーズと対をなす戦国絵巻「北近江合戦心得」シリーズ第三弾。
「三河」は徳川側、「北近江」は織田側から戦国時代を生き生きと描きます。
今作、岡崎城の下で与一郎が出会ったのは、猛将・本多忠勝と大柄な武士……?

馬や鉄砲、戦国の「リアル」が光る合戦前後の様子や、
元盗賊頭の弁造、頭陀袋を背負った知恵者の左門など、どんどん賑やかになっていく与一郎組など、三巻も読みどころ満載です。

内容説明

浅井家重臣だった遠藤与一郎は、主家再興のため、羽柴秀吉の下で足軽から再出発することとなった。潜行していた越前で、徳川家重臣・大賀弥四郎が敵の武田勝頼に内応しているという情報を掴んだ与一郎ら一行。報を受けた秀吉からまた無茶な命がくだる―「謀反人はおみゃあが殺せ」。徳川家中が落ち着くと、勝頼が兵を長篠城に向けたことを受け、織田信長は武田と雌雄を決する覚悟を固めた。大普請の末築かれた長大な馬防柵の最前線、人馬入り乱れ鉄砲玉飛び交う設楽原で、与一郎らの活躍なるか?臨場感溢れる戦場描写、再起奮闘のお家再興戦国物語第三弾!

著者等紹介

井原忠政[イハラタダマサ]
2000年、経塚丸雄名義の脚本「連弾」で第25回城戸賞入選。17年『旗本金融道(1)銭が情けの新次郎』(経塚丸雄名義)で、第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。「三河雑兵心得」シリーズで『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位を獲得、23年「日本ど真ん中書店大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yoshida

72
越前一向一揆への潜入、武田に内通した大賀の暗殺、長篠合戦から越前一向一揆殲滅迄。加賀から呼び込まれた一向衆により統治された越前。実態は坊官による圧政が敷かれていた。潜入した与一郎は於弦が坊官七里頼周に囲われている事を知り、胸中がざわめく。長篠で武田家に深い打撃を与えた織田家。続いて越前を平定する。左門の叔父により匿われていた於弦。再会した与一郎は、於弦の臨月の姿に懊悩する。なかなか予想外な描き方がある。夫婦約束より御家再興をまずは選んだ与一郎。於弦が悋気で敵国に身を投じて囲われ懐妊する。予想外な展開。2024/03/31

yamatoshiuruhashi

60
家康の長男が意図したものかどうか、とにかく家康の家中から武田に内通して同盟者・信長を攻めようとする意図を察知した察知した与一郎は、秀吉からまた間諜を命ぜられる。謀反の元凶は、家康の知るところか否か。とにかく唯一の同盟軍家康を失うわけにはいかず、謀叛を画策する首領を誅殺することを命ぜられ見事完遂。遂に騎乗の身分となる与一郎。その謀反が不発に終わったことから、武田は軍の目標を変更せざるを得なくなり、これがかの長篠の戦いとなる。史実を織り交ぜながらのフィクションに引き込まれ読了。次巻まで内容を覚えているかな?2023/11/24

やま

58
浅井長政の旧臣、大石与一郎の活躍の物語です。織田信長に滅ぼされた近江国小谷城主浅井長政の重臣、遠藤喜右衛門の嫡男、遠藤与一郎は、名字を大石に変えて浅井家再興のため織田信長の家臣で、近江小谷城主で十二万石の大名羽柴秀吉に足軽として仕える。そして、越前国(福井県)での内情偵察によって徳川家康の重臣である大賀弥四郎が敵の武田勝頼に内応していることをつかみ、秀吉の命で大賀を弓矢で射殺す功績をあげて足軽から二百貫(四百石)の俸禄を貰う武士に出世をする。2024/02/12

saga

49
敦賀を拠点とした情報収集中の与一郎たちは、越前府中へ活動の場を移した。そこで徳川家康嫡男・信康の家臣が謀反との情報を得て、与一郎がその暗殺を実行。その功績により馬乗りの身分になる。秀吉軍の中で出世することに喜ぶ与一郎を見るのはちと複雑だ。長篠の戦いの場面の臨場感は著者の得意とするところだ。植田茂兵衛の登場でニヤリ。そして、後に信長公記を著す太田牛一まで登場! 於市からは和音の結婚・出産を告げられ、終章では於弦の懐妊を目の当たりに。これで与一郎は吹っ切れた……のだろうか?2024/04/03

fuku3

29
2023.11.21読了。シリーズ第3弾。浅井家の御家再興の為、羽柴秀吉に足軽から仕え色々な諜報活動を行う大石与一郎一行は、徳川信康の家臣大賀弥四郎が武田勝頼と内応している事を掴む!秀吉に報告すると岐阜の信長まで連れて行かれ、お前の毒矢で大賀を討ち取れの命を受ける!見事に大賀を斃した与一郎は足軽から秀吉の馬廻り衆に出世!岡崎の徳川に攻め込む予定だったが、内通者がいなくなった勝頼は上げた拳の下ろし方に困って仕方なく織田徳川連合軍に攻め込んだ!信長は待ってましたとこれを迎え討つ!謂わゆる"長篠の戦い"である!2023/11/21

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