小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 本能寺異聞―信長と本因坊

個数:
電子版価格
¥869
  • 電子版あり

小学館文庫 小学館時代小説文庫
本能寺異聞―信長と本因坊

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年12月02日 22時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094072884
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

戦国武将は歴史を動かす碁石に過ぎぬのか?

囲碁名人・本因坊算砂の息が止まりかけた。
「信長公の首級は何処にある」
大御所・徳川家康のたった一言で、「炎の記憶」を呼び覚まされた算砂は沈黙せざるを得なくなった。
大坂の陣が勃発する七年ほど前、慶長十二年師走、駿府城で対局中の出来事だった。
日海と名乗っていた若かりし頃の算砂は、戦国の時流に弄ばれ、本能寺の変の渦中に放り込まれていたのだ。
行方知れずの織田信長の亡骸、底知れぬ明智光秀の本意、茶会や連歌の会、安土築城などの不気味な闇。
武将の松永久秀・荒木村重・佐久間信盛・斎藤利三ら、五摂家筆頭・近衛前久、連歌師・里村紹巴、堺商人・小西隆佐、雑賀衆・鈴木孫一と善住房、薬師・曲直瀬道三、神主・吉田兼和、宣教師・オルガンティーノたちは、天下布武という棋譜の碁石に過ぎないのか?
若き法華僧の名棋士が、戦国人の傍らで見た歴史を描く、刮目の長編歴史小説。
本能寺の変の真相を読み解く!



【編集担当からのおすすめ情報】
累計210万部突破の大人気「鬼役」シリーズの著者が描く、本能寺の変の真相! 戦国時代の血生臭さが行間からあふれ出てくる、著者渾身の歴史小説です。剣戟にも勝らぬとも劣らぬ対局の緊迫感をお楽しみください。

内容説明

「信長公の首級は何処にある」徳川家康の一言で、囲碁名人本因坊算砂の息が止まりかけた。大坂の陣が起こる七年ほど前、慶長十二年師走、騒府城での対局中の出来事であった。日海と名乗っていた若かりし頃の算砂は、戦国の荒波に呑まれ、本能寺の変の渦中に放り込まれていたのだ。行方の知れぬ織田信長の亡骸。謎めく明智光秀の本意。天下布武の裏で、武将、五摂家筆頭、連歌師、堺商人、雑賀衆、薬師、神主、宣教師らが我欲を隠して蠢くが、誰もが捨石に過ぎないのか。そして要石は誰なのか。法華僧の棋士が、戦国人の傍らで見た本能寺の変を描く、刮目の歴史小説。

著者等紹介

坂岡真[サカオカシン]
1961年、新潟県生まれ。花鳥風月、義理人情を妙味溢れる筆致で描く、実力派。2012年、将軍家毒味役を務める御膳奉行に材を取った「鬼役」(光文社時代小説文庫)シリーズが大ヒット、リイド社でコミッミも刊行中。「鬼役」と「はぐれ又兵衛例繰控」(双葉文庫)で、第十一回日本歴史時代作家協会シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jinya tate

14
初めて名人、本因坊と呼ばれた碁打ちの目を通した信長一代記。本能寺から安土に至る場面が謎と因果を教えてくれる。2024/06/16

みのくま

4
全然面白くなかった。ストーリーは江戸時代から伝統的に語られてきた織田信長のストーリーに沿っておりウンザリするし、囲碁名人である主人公日海は全然魅力的に描かれていない。しかも、陳腐なラブストーリーが挿入されており読んでいて気恥ずかしい。また、歴史の描き方も好きじゃない。度々のちに偉人となる人物が登場するのだが、主人公だけはその特異性に気がついているという描写が目に付く。歴史的事象に関しても同様に扱われており後出しジャンケンが横行している。ラストシーンは本作の重要な創作部分だが、これも残念ながら何も面白くない2024/11/09

tako_machida

3
囲碁名人本因坊算砂の見聞きした本能寺の変の真相。囲碁名人だからこそ知れた情報はあったものの、もっと囲碁の戦い方とかを話に盛り込んでも良かったかなと。2024/09/22

Hanna

2
歴史はその人の立ち位置で見方が変わる。これは、囲碁名人である本因坊から見た本能寺の変。ほほぅ。2024/10/30

今野琢

1
囲碁名人・本因坊算砂の息が止まりかけた。 「信長公の首級は何処にある」 大御所・徳川家康のたった一言で、「炎の記憶」を呼び覚まされた算砂は沈黙せざるを得なくなった。 大坂の陣が勃発する七年ほど前、慶長十二年師走、駿府城で対局中の出来事だった。 日海と名乗っていた若かりし頃の算砂は、戦国の時流に弄ばれ、本能寺の変の渦中に放り込まれていたのだ。2024/09/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21449973
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。