出版社内容情報
死神と生贄花嫁の愛、クライマックス!
死神・八雲の子を身に宿した千鶴。いよいよ出産の時が迫る中、八雲はいままで以上の気づかいで千鶴を優しく見守っていた。
やがて誕生した小さな命は、屋敷の生活に新しい風を吹き込み、一之助や浅彦ら八雲とともに暮らしてきた者たちの気持ちを変えていく。千鶴は妻として母として、ここで八雲を支え、皆と生きていこうと決意を新たにするのだった。
そんな中、死神としての儀式のために神社に向かった浅彦は、熱心に祈る女性の姿を見かける。「死神さま、どうか仲間をこれ以上つれていかないでください」――。彼女が働く三条紡績で不死の病が流行しているようなのだ。必死に祈る彼女を、どこかで見たことがあるような気がしてならない浅彦。そして彼女が、かつて人間だった頃に愛し、そしてひとりで逝かせてしまった女性と同じ「すず」という名前を持つと知り、浅彦は激しく動揺する。そんな浅彦に千鶴と八雲がかけた言葉は……。
生贄として死神に嫁いだ花嫁と、愛することを知らなかった死神。永遠の愛を誓ったふたりの物語、ついに感動の最終巻!
内容説明
死神・八雲の子を身に宿した千鶴に、いよいよ出産の時が迫る。やがて誕生した小さな命によって屋敷の生活は一変し、一之助や浅彦の気持ちも変えていく。千鶴はこの屋敷で暮らす者たちとともに、妻として母として、八雲を支えながら生きていこうと決意を新たにする。そんな頃、死神としての儀式に向かった浅彦は、かつて人間だった時に愛し、失った人と同じ名前を持つ女性と出会う。激しく動揺する浅彦に、千鶴がかけた言葉は…!?生贄として死神に嫁いだ花嫁と、愛することを知らなかった死神。永遠の愛を誓ったふたりの物語、ついに完結!
著者等紹介
朝比奈希夜[アサヒナキヨ]
2010年よりweb上にて小説の発表を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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