出版社内容情報
もしかして皇帝と私、入れ替わってる!?
田舎貴族の娘・白麗霞は、朝陽国の妃候補・静蘭に仕える後宮の侍女。仲春の満月の夜、後宮の池に落ちかけた皇帝・天陽を助けようとして一緒に池に落ち、ふたたび目覚めたとき、ふたりの中身が入れ替わっていたのだった。これでは大変なことになってしまう……と事情を知る関係者一同は頭を抱えたが、解決方法として提示された「次の満月の夜にもう一度ふたりで池に落ちてみる」を実行するまでの間、実際に中身が入れ替わった状態で生活してみたところ……元々、女子にしてはオトコマエな性格だった麗霞は、実際に男になってみるとカッコいいことこの上なく、のんびりした性格の天陽もまた、侍女役がしっくりハマってしまったのだった。
元々は貰い事故で皇帝(中身)になった麗霞だったが、いざその最上位ポジションで見回してみると、後宮においては皇后である秀雅が強すぎるせいで、天陽自身は妃候補たちにナメられていることがわかった。これを改善すべく乗りだした麗霞は「皇后ぎゃふん計画」を立案。すなわち「自分が皇帝の中身でいるうちに妃候補たちを天陽に惚れさせ、皇后しか眼中にない妃たちをこちら側へ引き込もう作戦」がスタートさせるが……?
内容説明
白麗霞は朝陽国の妃・静蘭に仕える後宮の侍女。ある満月の夜、池に落ちた皇帝・天陽を助けようとして一緒に水没。次に目覚めたとき、天陽と中身が入れ替わっていた。そこで、元に戻るため「次の満月の夜にもう一度ふたりで池に落ちる」を実行するまでの間、入れ替わった状態で生活したところ、これが意外にもしっくりくる。完全な貰い事故で皇帝(中身)になった麗霞だったが、いざその立場で観察してみると、後宮においては皇后・秀雅が強すぎるせいで、天陽は他の妃たちからもナメられがちだとわかった。この状況を改善すべく麗霞はある計画を立てるが…。
著者等紹介
松田詩依[マツダシヨリ]
3月16日生まれ。2021年「東京幽世公安局」で、小学館文庫キャラブン!「アニバーサリー賞」を受賞(『東京かくりよ公安局』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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