小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 落語小説集 子別れ

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小学館文庫 小学館時代小説文庫
落語小説集 子別れ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094072747
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

直木賞作家による、落語「人情小説」集!

●子別れ
腕の良い大工だが呑兵衛の熊五郎。呑み過ぎないよう妻のおとくに釘を刺されていたが、棟梁に前借りした50万円を、遊郭ですべて溶かしてしまった。愛想をつかしたおとくは、一粒種の亀吉を連れて出て行ってしまう。
●景清
腕のいい鏨彫り物師だった定次郎は、目の病を患い、わずか半年で失明してしまった。かつての仕事への未練を捨てられず、目の病に御利益があるという赤坂の圓通寺の日朝さまに、願掛け参りを始める。
●後家殺し
刃物研ぎ宿「研ぎ常」の親方である常吉の強みは、声の良さにある。義太夫の師匠中堀十元に、熱心に稽古をつけてもらっていた。天保三年六月、常吉は運命の女に出会う。
●火事息子
蔵前天王町の大身札差・伊勢屋四郎左衛門は、従弟で質屋を営む伊勢屋藤右衛門の息子・藤三郎を溺愛していた。火消しに憧れる藤三郎のために、四郎左衛門は火の見やぐらを建設し、半鐘番に就けるよう根回しをした。
●柳田格之進
彦根藩納戸役を免職となった柳田格之進は、浅草馬道の碁会所で質屋、万屋源兵衛と対局し意気投合する。対局はその後、万屋の離れにて行われることになり、二人の関係は、八月の十五夜まで盤石だった。

【編集担当からのおすすめ情報】
『あかね空』で直木賞を受賞した山本一力氏は、講演やコメンテーターを数多くつとめていることもあり、高い知名度と確実な読者を獲得しています。本作は前作「芝浜」につづき、古典落語に材をとった短編集です。時代小説ファンのみならず落語ファンも楽しめる一冊です。
カバーイラストは「カールおじさん」「サントリーのペンギン」などで知られる、ひこねのりお氏、解説は幇間の櫻川七好氏が担当。

内容説明

腕の良い大工だが呑兵衛の熊五郎。棟梁に頭を下げて前借りした五十円を、酒の勢いで四日も遊郭に留まり、溶かしてしまった。我慢も限界を越え愛想をつかした妻のおとくは、一粒種の亀吉を連れて家を出て行ってしまう。それから三年半、遊郭の女とも酒とも縁切りを果たし、仕事も順調に運び出した熊五郎は、仙台堀で七歳になった亀吉と再会する。二人が「明日、鰻屋で昼飯を食おう」と約束したことを知った、おとくは…(「子別れ」)。表題作ほか「景清」「火事息子」「柳田格之進」「後家殺し」の四編を収録。『落語小説集 芝浜』に続く、“人情”落語小説集第二弾!

著者等紹介

山本一力[ヤマモトイチリキ]
1948年、高知県生まれ。97年『蒼龍』で第七七回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。02年『あかね空』で第一二六回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tulip

34
以前、『落語小説集 芝浜』を読み、第二弾を見かけて手に取りました。江戸の人情噺を5つ、味わいました。『景清』『柳田格之進』にほろりとしました。2025/04/14

ひさか

24
2019年12月小学館刊。2023年7月小学館文庫化。シリーズ2作目。ひこねのりおさんの表紙イラストがカールおじさんのようで楽しい。このイラストに惹かれて、手に取りましたが、単行本で既読でした(笑)。内容の感想は単行本(ISBN10:4093865582)にあります。2023/09/24

ごいんきょ

12
人情噺。生で聴きたいです。2024/03/17

コージー

9
芝浜、に続いてこちらも読んでみた。久しぶりの一力さんの文章に正味で惚れ直しました。たいこもちの七好さんの解説も良かった。2024/09/08

nabe2511

8
このところ寄席にいってないので図書館で借りてきた「読む落語」選。 子別れ、火事息子、横田格之進は寄席での語りを思い出しつつも人物の背景や所作が細やかに表現されているので物語としてグッと厚みが増して読み応えあり。「景清」「後家殺し」は寄席でも聞いたことがない話だったのでぐいぐいと引き込まれながら読了。 2024/06/20

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