小学館文庫<br> 聖女か悪女

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小学館文庫
聖女か悪女

  • 真梨 幸子【著】
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  • 小学館(2023/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094072266
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

これが、人生の罰ゲーム。

葉山の別荘で結婚パーティーの最中、カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に。心理カウンセラーの麻乃紀和は、死んだ息子を陥れた珠里亜に復讐を果たすべく、彼女の身辺を調べ始める。
そんな折、四谷の超高級マンションで発見された8体の惨殺死体。珠里亜の過去を追う紀和が辿り着いたのは、17年前に六本木のマンションで8人の子供たちが監禁された”モンキャット事件”だった。事件の鍵を握る人物として浮上したのは、”オザワ”という名の謎の女で――
取材する記者は皆”消される”というモンキャット事件の真相とは!?
マルキ・ド・サドの禁書『美徳の不幸』にオマージュを捧げ、現代に蘇らせた超絶イヤミス!!

【編集担当からのおすすめ情報】
全国の書店員から悲鳴が続々!!

「沼にはまっていくようだ……。この人が悪女だ!と思ったら覆され、また覆され、すべて悪。最後まで息ができない疾走感。現実でこれに巻き込まれたら絶望するしかない」――宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみさん

「冒頭とラストで全く違った驚きの衝撃に包まれ、絶句してしまいました……!! 最後のページを読み終えた後、心臓に稲妻が走るようにドキドキが止まりませんでした」――紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん

「あまりの衝撃に震えが止まらない。こてんぱんにこの作品に痛めつけられて、今、人間が怖くて仕方がありません。最悪最強の毒をもられた感じだ」――ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん

「もうヤバすぎるとだけお伝えしておきましょう……」――うさぎや矢板店 山田恵理子さん

内容説明

葉山での結婚パーティーの最中、カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に。カウンセラーの麻乃紀和は、検察官の息子を陥れて死に追いやった珠里亜に復讐をすべく、彼女の身辺を調べ始める。そんな折、四谷の超高級マンションで発見された八人の女性の惨殺死体。次第に浮かび上がってきたのは、十七年前、六本木のマンションで八人の子供たちが監禁された“モンキャット事件”だった。背後にちらつくのは謎の女“オザワ”。関わる者は、“消される”二つの事件の真相とは。サド侯爵の禁書『美徳の不幸』にオマージュを捧げ、現代に蘇らせた超絶イヤミス。

著者等紹介

真梨幸子[マリユキコ]
1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』で第三十二回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がシリーズ累計六十万部を超えるベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

119
★★★★★☆☆☆☆☆人間の悪意と欲望を描いた真梨幸子の長編。パーティーの最中に倒れ昏睡状態となったカリスマブロガーの珠里亜。珠里亜に対し復讐心を抱くカウンセラーの紀和は、彼女が17年前に世間を震撼させた「モンキャット事件」の関係者であることを知り――。里親や清純派女優など、清廉な「表の顔」を持つ彼女らは、聖女か悪女か。真梨作品らしいといえばそれまでだが、登場人物の誰にも共感できないのは読んでいて辛い。リアリティ度外視で衝撃だけを追い求めるなら、「フェイクと見せかけて実は…」くらいの展開があってもよかった。2025/03/24

アッシュ姉

69
やっぱり真梨さん楽しいわ。もっと刺激強め混沌深めも好きだけど、読みやすいのでスピード感があって、先の見えないジェットコースターに乗ってる気分が味わえる。思いもつかない独自の感性が光る真梨節にもニヤリ。聖女は皆目見つからなかったのだが、真梨さんからすると悪女とはまだまだ呼べず聖女なのだろうか。だとしたら、さらに震える。2023/04/18

mayu

28
清純派女優の動画流出から始まり、カリスマブロガー、アメリカ仕込みの心理カウンセラー、TVディレクター。今回も中々癖強な人達のオンパレード。自殺に殺人事件、自動売春、薬、宗教、不正受給、もうこれでもかという展開にどう繫がるかと最初は楽しんで読んでいたけど、段々劣悪さが増して最後は何を読んでいるんだ状態に(笑)聖女なのか悪女なのか、誰が正しくて、そもそも何から始まったのか。最後まで出てくる人たちに振り回されっぱなしの一冊。2023/02/09

JKD

26
久しぶりのエグい系イヤミスでした。モンキャット事件に関わると家族ごと消されるとか、変態富裕層の企みとか穏やかじゃない話と、相変わらずの複雑な人間関係で不気味さだけが増幅していく。恐怖のビンゴゲームはキツかった。ふふふふふふじゃないって。2023/03/27

じーつー

11
面白かった。 真梨幸子の中でも好きな方かも。 謎多い事件の真相、そこに近づきすぎると消されるとの噂もちらほらと。 このアンダーグラウンド感が堪らない。 後半出てくるビンゴ大会なんて垂涎もの。 それにしてもカースト上位に立って見おろしているつもりでも上には上がいて、見おろしているはずなのに気付けば見おろされる側に変わっていて。 このパワーバランスはきっとどこまでいっても、例えトップに君臨していようが変わることのない危うい立場だろう。 1度でも足を踏み入れたら地獄のさいくるからは抜け出せないのか。2024/09/25

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