出版社内容情報
愛する者を守ると誓った死神は!?
かつて死神と契りを結び、死神との子を生んだという女性・竹子の話を聞いた千鶴。だが竹子の子は、死神の頂点に立つ“大主さま”と呼ばれる存在に奪われ、夫である死神は幽閉されてしまったという。それ以来、ひとりきりで生きてきた竹子の苦しみを知った千鶴は、竹子の子を取り戻そうと大主を呼び出すが、その正体は千鶴が友と思っていた者であった。
衝撃を受ける千鶴に、大主は「千鶴の腹にはすでに八雲の子が宿っている」と言い、竹子の時と同様に自分がその子を奪うと告げて消える。
残酷な大主の言葉に不安をおぼえつつも、腹の子のためにも、八雲とともに試練を乗り越えていこうとする千鶴。
一方、自分に幸せというものを教えてくれた千鶴を、そしてふたりの間にできた子を、この手で守り抜くと心に誓う八雲は、幽閉されるかもしれない危険をかえりみず、大主と決着をつけるために行動を起こすことに――。
愛する者を守ると誓った死神。妻として母として強くありたいと願う人間の花嫁。不器用なふたりの愛の物語、第四弾登場!
内容説明
死者台帳を管理し、死神の頂点に立つ“大主さま”。その正体と、死神の子にまつわる真実を知った千鶴は、大きな衝撃を受ける。そして大主は、八雲の子が千鶴の身に宿っていると告げた。生まれた子を大主に奪われるかもしれないという不安を抱きながらも、試練を乗り越えようとする千鶴。幸せというものを教えてくれた千鶴を守り抜くと心に誓う八雲は、自分が幽閉されるかもしれないという危険をかえりみず、大主と決着をつけるために行動を起こすが―。愛を知った死神と人間の花嫁。不器用なふたりの初恋物語、第四弾登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
てみさま
MAMI.
ちゃちゃ
トラママ