小学館文庫<br> 旅だから出逢えた言葉〈3〉

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小学館文庫
旅だから出逢えた言葉〈3〉

  • 伊集院 静【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094072150
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

珠宝の紀行エッセイ集シリーズ第3弾文庫化

読んで、旅する。 会員制会報誌「シグネチャー」に連載されたエッセイ「旅先でこころに残った言葉」と連載中の「旅と言葉」からセレクトした人気シリーズ「旅だから出逢えた言葉」シリーズ第3弾の文庫化。スペイン、アメリカ、フランス、イタリア、日本と世界中を旅し続けてきた伊集院静氏が各地で出逢った市井の人々、画家、作家、スポーツ選手をはじめ、書籍、名画などから、ふと心に響いた「ひと言」をテーマに綴ったエッセイ集。

「年の始めは、ともかくゆっくりスイングすることだ」(ボビー・ジョーンズ)
「女性が立ち上がった戦いは真の戦いになるものよ」(コルシカ島のホテルの女主人)
「見つゝ行け 旅に病むとも 秋の不二」(夏目漱石)
「六月を奇麗な風の吹くことよ」(正岡子規)
「モネは眼の人である。あの眼こそモネのすべてである」(ポール・セザンヌ)

<私が独裁、戦争を嫌うのは、あの市庁舎の前に並ばされた人々と、それを見守る家族の姿を思うからである。安らぎの場所で、私に写真の説明をしてくれた女性の表情と言葉は、今回の旅で大切にしなくてはならぬことだった。「この人たちは、私たちの誇りです」>(本文より)




【編集担当からのおすすめ情報】
コロナ禍を経て、ようやく旅に出ようとしている人、まだまだリアルの旅ができない人などなど、どなたにとっても、読んで、世界を旅できるエッセイ集です。

<旅は読書と似ているところがあり、初めて読んだ時はその本に書かれてあることが明確に見えないが年を隔てて読み返すと、思わぬ発見があるものだ。人生の経験(失敗でもいいが)を積まないと見えないものは世の中にたくさんある。>(小学館文庫『旅だから出逢えた言葉2』より)

内容説明

「やはり、叶うとすればバルセロナへ行ってみたいかもしれない…。断定しないのは、今ある幸運よりさらに望みを持ってはならぬと決めたからだ。バルセロナで何を?できれば、モンジュイックの丘を訪ね、ミロファウンデーション美術館に行き、“ブルー”と題されたミロの作品をゆっくり鑑賞すれば、これまでに気付かなかったことに気付くかもしれない。」世界そして日本国中を巡り続けてきた作家・伊集院静が旅先で出逢い、心に響いた数数の言葉。旅のエピソードとともにその「ひと言」について綴った珠宝の紀行文集。読んで旅するシリーズ第三弾。

目次

1(だって、私たちは家族だもの―フランス/パリ8区;日本、私はあなたとともにある―スペイン/マラガ、マルベーリャ;どこの子供でも、子供は皆の子供だから―日本/東北の或る町 ほか)
2(考えてみます―アメリカ合衆国/シャーロット;年の始めはともかくゆっくりスイングすることだ―アメリカ合衆国/ハワイ諸島;読むゴルフ―アメリカ合衆国/オーガスタ、スコットランド/ドーノック、宮城/仙台、東京 ほか)
3(ようこそ美術館―アメリカ合衆国/ニューヨーク、フランス/パリ、スペイン/マドリード;モネは眼の人である。あの眼こそモネのすべてである―フランス/セーヌ河畔;いつの間にか絵を描いている自分に驚いた―フランス/パリ、岡山/倉敷 ほか)

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県防府市生まれ。立教大学文学部卒業。「皐月」で作家デビュー。その後『乳房』で吉川英治文学新人賞、『受け月』で直木賞、『機関車先生』で柴田錬三郎賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞、『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞受賞。2016年紫綬褒章受章。2021年野間出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ランラン

6
心に残った言葉。「考え考え抜いて練習をやりぬいてようやく何かが出るのが私たちの人生」「たとえ結果が出ずともそれをやり続けることしか生きる尊厳はない」「人の喜び幸福の表情は共通している。悲しみ不幸せの形はどれも違う表情をしている。それだけ人間は悲しみに出逢うことであり、その悲しみが違う表情をしているのは人間の生の複雑なところ」「99回の失敗と1回の歓喜、辛苦辛酸だけが人を育てる」いい言葉でした。2023/02/10

Yasushi I

0
本書は欧州を旅するなかで特に美術に纏わる言葉が多く綴られている。モネ、ミロ、フィレンツェやマドリッドでの体験。画家の思いは絵画に描き込まれ、見た者に感動と言葉が生まれる。またイギリスにいた漱石が病の末に夭逝した子規へ宛てた俳句に深く感動した。2023/04/17

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