小学館文庫<br> 壜のなかの永遠

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小学館文庫
壜のなかの永遠

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094071511
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

謎多き女探偵が活躍する幻想歴史ミステリ!

1863年のロンドン。探偵と外科医の看板を掲げる女性ブライディのもとを、ある貴族の主治医が訪れた。彼は「館で秘密裏に育てられていた準男爵の娘がさらわれてしまった」と言う。娘の詳細を明かされないままの捜索依頼に戸惑いながらも、ブライディは彼女の前に突然現れた「ルビー」と名乗る元ボクサーの幽霊とともに、少女の行方を追うことに。しかし調べれば調べるほどに、ブライディは迷宮に嵌まり……。
英国の新星が、アイルランドの人魚伝説とビクトリア期ロンドンの誘拐事件をファンタジックに描く、時空を超えた歴史ミステリ。

内容説明

一八六三年のロンドン。探偵と外科医の看板を掲げる女性ブライディのもとを、ある貴族の主治医が訪れた。彼は「館で秘密裏に育てられていた準男爵の娘がさらわれてしまった」と言う。娘の詳細を明かされないままの捜索依頼に戸惑いながらも、ブライディは彼女の前に突然現れた「ルビー」と名乗る元ボクサーの幽霊とともに、少女の行方を追うことに。しかし捜索を進めれば進めるほど、ブライディは迷宮に嵌まり…。英国の新星が、アイルランドの人魚伝説とビクトリア期ロンドンの誘拐事件を怖ろしくも幻想的に描く、時空を超えた歴史ミステリ。

著者等紹介

キッド,ジェス[キッド,ジェス] [Kidd,Jess]
英国ロンドン出身。デビュー作『Himself』は2016年にアイルランド文学賞の最終候補となり、同年には短篇『Dirty Little Fishes』がコスタ短編小説賞を受賞。長篇二作目『The Hoarder』は、ケリーグループ・アイルランド小説賞の最終候補となり、国際ダブリン文学賞のロングリストに選出されている

木下淳子[キノシタジュンコ]
英米文学翻訳者。慶應義塾大学文学部美術史専攻卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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sin

66
異形の少女、盗賊、ロンドン、女探偵、ボクサーの幽霊、人魚伝承、まるでディズニー映画を観るようなドラマチックな舞台立てとストーリーが解き放たれて…拐われた少女の行方は?付きまとう幽霊の正体は?伝承される人魚の真実は?依頼を受けた事件の進行に伴って探偵の過去が綴られていき、やがて過去の悪夢が甦って事件を終局へと導いていく…拐われた少女の行く先々にカタツムリが集まり、水鳥が乱舞し、河はその勢いを増して、まるで彼女の解放を待ちわびているかのようだ。2022/07/24

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

23
ビクトリア時代のロンドンが舞台。教会の地下納骨堂、鉄格子のはまった牢獄、ジメジメした天気、濁ったテムズ川、貧しい人々、曇り空を飛ぶカラス、ロンドンそのもの。そして女性探偵が行方不明になった少女を探す。時々はめ込まれる文章で少女はカゴの中で手足を拘束されたまま運ばれているらしく、人間とはちがう生き物らしい。女探偵には幽霊が取り憑いているらしい。突拍子もない非常にバランスを欠いた登場人物たち。この話の落とし所はどこか。ダークなファンタジー。2022/08/21

アカツキ

10
1863年ロンドン。探偵と外科医の看板を掲げる寡婦ブライディのもとに貴族の主治医が訪ねてきて、館で秘密裏に育てられていた令嬢がさらわれたので捜索して欲しいと依頼される。特殊だという以外、娘の詳細を知らぬまま捜索することになってしまい…。ブライディにつきまとう元ボクサーの幽霊ルビーや、2m超のメイドなど個性的な登場人物が物語を盛り上げようとしてくれるけど、ストーリーはあれこれ詰め込み過ぎて中途半端になってしまった印象。ファンタジー要素も活きてなくてがっかり。2022/07/27

一柳すず子

3
割と狭い範囲で事件が展開する。ブライディの過去とビビーの過去が入り混じって人魚が還る。ルビーとブライディの純愛が切なかった。2023/01/20

鳩羽

3
19世紀ロンドン、女ながら医師と探偵の看板をあげるブライディの元に、拐われた貴族の令嬢の捜索の依頼が入る。その令嬢は奇妙な体質の持ち主で、調べていくうちに父親も隠し事をしていることが明らかになってくる。なぜかブライディに見えるようになったボクサーの幽霊ルビー、七フィートの大女のメイド・コーラと共に、ブライディは令嬢の行方を追う。…アイルランドからの移民で、養い親を点々としたブライディの過去に頁が割かれ、誘拐犯のモノローグや事件とも関わりがあることが分かってくる。臨場感ある描写。あまりスッキリしない読後。2022/07/05

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