出版社内容情報
満場一致の「アニバーサリー賞」受賞作!!
ある寒い冬の日、新月の真夜中のこと。東京駅を訪れた青年・西渕真澄は、不可解な現象に巻き込まれる。突然スマホの位置情報画面に現れた《東京幽世(かくりよ)壱番街》の文字。現れる謎の地下街。直後、何か強い力に撥ね飛ばされ、真澄は命にかかわる重傷を負った。そのとき彼を救ったのは、金色の狐耳の少女・こがね。高位のあやかし――天狐であるこがねは真澄の体に入り、消えかけた命を繋いだ。しかし同時にこの出会いは、真澄を「人ならざる者」に変化させてしまったのだった。
不幸な事故からしばらくして、奇跡的に回復した真澄のもとへ「東京幽世公安局」の職員を名乗る戸塚という男が現れた。彼いわく、この世にはふたつの世界が存在していて、ひとつは人間が暮らす「現世」、もうひとつはあやかしが生きる地下異界「幽世」という。戸塚率いる特務課は人と人外の者の混成部隊で、ふたつの世界の均衡を保つため、日々秘密裏に働いているらしい。そして真澄については、きわめてレアな後天的半妖なので監視を兼ねて特務課のメンバーに迎えたい、と戸塚は告げるが……。
小学館文庫キャラブン!「アニバーサリー賞」を満場一致で受賞した傑作ファンタジー、ここに開幕!
内容説明
ある夜、西渕真澄は不可解な現象に巻き込まれる。突如スマホの位置情報に表示された“東京幽世壱番街”の文字。と同時に現れる謎の地下街。直後、強い力に撥ね飛ばされ、真澄は重傷を負う。そのとき彼の体に入って消えかけた命を繋いだのは、金色の狐耳の少女・こがねだった。それからしばらくして、奇跡的に回復した真澄のもとへ幽世公安局職員を名乗る男が現れる。彼は人が暮らす現世と、あやかしが生きる幽世との均衡を保つために日々働いているといい、真澄を特務課に迎えたいと告げるが…。“アニバーサリー賞”受賞の傑作ファンタジー開幕!
著者等紹介
松田詩依[マツダシヨリ]
2021年「東京幽世公安局」で、小学館文庫キャラブン!「アニバーサリー賞」を受賞(『東京かくりよ公安局』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
葵@晴読雨読
秀玉
霖 - rin -
にゃうぴょん
-
- 和書
- 社会福祉論 社会福祉選書