小学館文庫<br> 消える息子

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小学館文庫
消える息子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094071276
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

親子の前世を巡るタイムトラベルミステリー

妻子をつれて相模湖の遊覧船に乗った日。公務員の日常は、異世界に入り込んだ。

「ぼく、あそこで殺されたんだよ」

宮津和夫は就学前の息子から謎の言葉を聞いた。息子の首元には縞模様が浮かびあがっている。以来、和夫も水辺で男を絞め殺すという悪夢にうなされる。

過去の新聞記事を調べるなか、和夫は三十三年前に相模湖で発見された水死体の存在を知る。息子の発言と事件の間に、奇妙な符合をみた和夫は、こう自問せざるをえない。

自分は前世で人を殺めたのではないか?

息子の精密検査のため、病院にいた和夫は、突如身の回りに違和感を覚えた。視界が歪む。足元に亀裂が走る。気づいたときには、バスに乗っていた。 何かがおかしい。駅前にあるはずの高層ビルが存在しなかった。昭和五十年の東京・八王子だったのだ。そこで和夫は、自らの出生に関わる驚愕の真実を知り……。

練達の作家が放つ、極上のタイムトラベルミステリー!

内容説明

「ぼく、あそこで殺されたんだ」八王子の公務員、宮津和夫は、相模湖に連れ立った息子から驚愕の告白をされる。同時に、息子の首には絞められたような痕が浮かんだ。以来、和夫も水辺で謎の男を絞め殺す悪夢にうなされるようになる。三十三年前に発見された変死体と息子の発言には、奇妙な符号があった。息子は和夫が前世で殺した人間の生まれ変わりなのか。自問を繰り返す和夫はある日、視界が歪み、気づくと三十三年前の八王子に立っていた。和夫は息子の前世と思しき男と出会い…。男を救えば現世の息子は消えてしまう?究極のタイムスリップミステリー!

著者等紹介

安東能明[アンドウヨシアキ]
1956年静岡県生まれ。明治大学政経学部卒。94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞、2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で日本推理作家協会賞・短編部門をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

82
安東さんのタイムスリップものも珍しい。息子が突然「僕あそこで殺された」驚く父親。父親・和夫も人を殺す夢を見る。息子は誰かの生まれ変わりなのか、和夫の夢に出る死んだ男は息子の前世?息子の発言から33年前の殺人事件が判明。ある日突然和夫は33年前の自分が生まれた年にタイムスリップ。古き良き昭和の時代が色濃く反映される中、和夫が抱える謎への旅が始まる。殺される男を死なせてはいけない、でも死ななければ息子は生まれない。和夫の葛藤、若き日の母親の秘密。時空のゆがみの中で見えた驚愕の真実。奇想天外ながら一気読み。2022/03/20

うまる

41
前世の謎とタイムスリップ。死んでほしくない人と生まれてきてほしい人が連動しているのが面白かったです。最後にもう一段階なにかあってほしかったなとは思うけど、過程は楽しめたのでまぁ満足。タイムリープと違って、いきなり存在しなかった時代に行く事の大変さが良く出ていました。やはりいつどこに飛んでしまっても良いように、日頃から金の針金を腰に巻いておかなければいけませんね。主人公お疲れさまでしたという読後感です。2022/03/15

たぬ

16
☆4 意思に反して過去へタイムスリップ、なんとか現代に戻ってこられたもののそこは愛息が存在しない世界。こりゃきつい。タイムスリップ先にいる及川栄一は超がつくほどいい人だったけど、もしこれが仙田みたいなクズ人間だったら和夫はどうしたかな。殺害されることがわかっていてもあっさり見殺しにするだろうか。息子が小学校入学直前にしては幼すぎるのは若干気になった。一部八王子今昔物語としての側面もありです。2025/09/03

フロッグ

12
なんとも不思議な話だったけど、おもしろかったー。タイムスリップで行ったり来たりして時々混乱したがなんとかついていけた。2022/06/01

チャリー・コグコグ

11
タイムスリップ+ミステリーときてタイトルが『消える息子』。上記の要件でおおよそ想像できるストーリー展開。不可なく。2023/01/01

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