出版社内容情報
加藤清正が仕掛けた熊本城最大の謎に挑む!
「諸国の城を見聞してまいるのだ!」
江戸城の天守を再建すると言い出した八代将軍・徳川吉宗の鶴の一声で突然、御城奉行に任じられた旗本の一色駿之介。
許嫁・結実との祝言を挙げる暇もなく、中間の金作を供として、涙ながらに肥後熊本へ出立する羽目に……。
着いたら着いたで、公儀隠密に間違われるわ、人さらいに巻き込まれるわ、ついには藩主・細川家の御家騒動にまで足を突っ込むことになるわで……。
『城下町事件記者』で活躍する遊軍新聞記者・一色駿作のご先祖様が難事件の謎を叩っ斬る!
奉行から読むか、記者から読むか?
「城下町・一色家シリーズ」の江戸時代版!
【編集担当からのおすすめ情報】
令和に子孫を遺した、江戸時代の名門旗本が時にはコミカルに、時には名刀を振るって、難事件を解決します。
子孫が活躍する現代版の『城下町事件記者 熊本・文楽の里』も、ぜひあわせてお読みください。
内容説明
「諸国の城を見聞してまいるのだ!」―江戸城の天守を再建すると言い出した八代将軍・徳川吉宗の鶴の一声で突然、御城奉行に任じられた旗本の一色駿之介。許嫁・結実との祝言を挙げる暇もなく、中間の金作を供として、涙ながらに肥後熊本へ出立する羽目に。着いたら着いたで、公儀隠密に間違われるわ、人さらいに巻き込まれるわ、ついには藩主・細川家の御家騒動にまで足を突っ込むことになるわで…。『城下町事件記者』で活躍する一色駿作のご先祖様が難事件の謎を叩っ斬る!江戸から読むか、現代から読むか?「城下町・一色家シリーズ」の江戸時代版!
著者等紹介
井川香四郎[イカワコウシロウ]
1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒。柴山隆司のペンネームで書いた時代小説『露の五郎兵衛』で小説CLUB新人賞を受賞。脚本家としても「銭形平次」「暴れん坊将軍」「八丁堀の七人」「逃亡者おりん」などで活躍する。2016年、『神楽坂咲花堂』『もんなか紋三捕物帳』にて、第五回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。