小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 初手柄 かぎ縄おりん

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小学館文庫 小学館時代小説文庫
初手柄 かぎ縄おりん

  • 金子 成人【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094070453
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

かぎ縄を武器に、おんな目明かし大活躍!

父、嘉平治の跡を継ぎ目明かしとなったおりん。『駕籠清』の番頭で祖母のお粂は孫娘に店を継がせようとするが、おりんは股引に着物を端折った鯔背な装りで町を飛び回っている。
ある日、叔父で売れない絵師の太郎兵衛がやってきた。書画会を開くと嬉しそうに言う。しかしおりんが訪ねるとそこには誰もいない。太郎兵衛は絵も金も騙し取られ、行方をくらましてしまう。(第一話「初手柄」)。
駕籠舁き人足が斬られた事件。残された駕籠には『駕籠清』の焼印が。男たちは『駕籠清』の空き駕籠を借りて商売していた(第二話「幽霊坂の女」)。
浜松町の親分を訪ねた嘉平治とおりん。消息を絶って一年になる『香霖堂』の当主を捜してほしいと頼まれる。話を聞きにいくと、怪しげな拝み屋が現れて……(第三話「化けの皮」)。
突如おりんの前に現れた、幼馴染みの参次。十年前、他所へ移り住んだが、すぐに家を出てしまった。そこで、行方知れずとなった妹を捜してほしいという。だが、おりんはその腕に入墨が入っているのを見てしまった。十手持ちとして手を貸すことに悩むおりんだが、捜索に乗り出す(第四話「幼馴染み」)。


【編集担当からのおすすめ情報】
ドラマ時代劇「鬼平犯科帳」「剣客商売」「御家人斬九郎」の脚本家が贈る、
人情捕り物シリーズ最新作!
主人公・おりんの武器は、かぎ縄!

内容説明

足に傷を負い一線を退いた父から十手を受け継いで、憧れの目明かしとなった日本橋堀留の駕籠屋の娘、おりん。その空き駕籠を借りて商売していた男たちが何者かに斬りかかられた。男たちは、ある武家の奥方を上野や柳橋の出合茶屋に度々迎えに行っていたらしい。女は常に優霊坂下で駕籠をおりるのだという。見廻りに飛び回っていたある日、おりんは幼馴染みの参次と十年ぶりに再会する。おりんに生き別れの妹を捜してほしいと言う参次。だが、その腕には入墨が…。ドラマ時代劇の名脚本家が贈る、涙と笑いの人情物語。大好評シリーズ第二弾、早くも登場!

著者等紹介

金子成人[カネコナリト]
1949年、長崎県生まれ。72年、『おはよう』で脚本家デビュー。97年、第一六回向田邦子賞を受賞。脚本作品多数。『付添い屋・六平太』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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タイ子

79
シリーズ第2弾。目明かしの女親分となった駕籠屋の娘おりん。父親は十手を娘に継いで、後見人となる。いざとなったらおとうちゃんが出てきてくれるのでおりんにとっては頼もしい限り。おりんの初手柄を始め、駕籠かきが襲われ死傷する事件、調べてみるとどうやら武家の奥方の不倫が絡む事実が判明「幽霊坂の女」。おりんが幼馴染みと再会、昔、売られた妹の居所を探して欲しいとの依頼が。探した先で見つけた妹の姿と幼馴染みの過去。金子さんはお金を現在の価値に換算してくれているので分かり易いのが好き。1分、1朱、1文、1両…ふむ、ふむ。2021/10/27

やま

77
脚本を多く書いてきた金子成人さんが、丁寧に物語を書いています。江戸は堀留2丁目の駕籠屋「駕籠清」の一人娘おりんが、元岡っ引きの父・嘉平治と共に女岡っ引きとして活躍する物語です。おりんの一家を一人ひとり丁寧に書かれています。そして、物語の展開が早く、読みやすく、読んでいて気持ちがいいです。短編4話。シリーズ2作目。字の大きさは…中。2021.10.04読了。★★★☆☆2021/10/05

ごへいもち

11
若さっていいな2023/11/26

蕭白

9
悪くなかったけど、ちょっと物足りなかったです。2023/02/18

ホシナーたかはし

9
目明しでもお縄に出来ない身分、武士。その辺は近年の警察が政治家をしょっぴけない事と同じなのは、何とも歯がゆい。一巻同様面白いけど、登場人物がどんどん増えてくのは難儀。2022/02/26

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