出版社内容情報
日本裏面史を「貫通」する公安警察小説!
昭和・平成の日本裏面史を「貫通」する公安警察小説!
かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、時代を賑わす数々の事件と関わっていくことになる。
ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃……。
それらの事件には、警察内の様々な思惑、腐敗、外部からの圧力などが複雑に絡み合っていた――。
圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出す、前人未踏の警察大河ミステリー!
内容説明
かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、昭和、平成の世を賑わせる数々の事件と関わっていくことになる。ロッキード、東芝ココム違反、ソ連崩壊、地下鉄サリン、警察庁長官狙撃、金正男不法入国…。それらの事件には、個人の「正義」だけではどうにもならない警察内の様々な思惑、腐敗、外部からの圧力などが複雑に絡みあっていた。捜査に奮闘する砂田と、そんな彼を嘲笑うかのように事件の影に見え隠れする謎の女スパイ。その攻防の行方は―。圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出し、現代に繋がる日本の闇を暴く警察大河ミステリー!
著者等紹介
月村了衛[ツキムラリョウエ]
1963年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。12年『機龍警察自爆条項』で日本SF大賞、13年『機龍警察暗黒市場』で吉川英治文学新人賞、15年に『コルトM1851残月』で大藪春彦賞、『土漠の花』で日本推理作家協会賞、19年『欺す衆生』で山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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