小学館文庫<br> 豊田章男が愛したテストドライバー

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小学館文庫
豊田章男が愛したテストドライバー

  • 稲泉 連【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094070095
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報

創業家社長と老エンジニアの企業再生物語

組織とは? 経営とは? 人事とは?
すべての答えが、このストーリーにある――

「運転のことも分からない人に、クルマのことをああだこうだと言われたくない」
豊田章男にとってテストドライバー・成瀬弘との出会いは、衝撃だった。叱責のあと成瀬は続けた。「月に一度でもいい、もしその気があるなら、俺が運転を教えるよ」

こうして始まったドライビング・レッスンを通じ、豊田は「クルマとは何か」「ものづくりとは何か」を学んでいく。豊田の社長就任から約1年後の2010年6月23日、役目を終えるように、成瀬は67年の生涯を終えた。

<まさに、事実は小説より奇なり。そして、実際に起きてしまった出来事は、時として、つくりものの物語をはるかに凌ぐドラマティックな展開を見せる。成瀬氏と豊田社長もそうだった>(解説・重松清)

59年ぶりの赤字転落、レクサス暴走事故ほか、窮地に陥った巨大企業の再生物語。

内容説明

「運転のことも分からない人に、クルマのことをああだこうだと言われたくない」。豊田章男にとってテストドライバー・成瀬弘との出会いは、衝撃だった。叱責のあと、成瀬はこう続けた。「月に一度でもいい、もしその気があるなら、俺が運転を教えるよ」こうして始まったドライビング・レッスンを通じ、豊田は「クルマとは何か」「ものづくりとは何か」を学んでいく。豊田の社長就任から1年後の2010年6月23日、役目を終えるように、成瀬は67年の生涯を終えた。59年ぶりの赤字転落、レクサス暴走事故ほか、窮地に陥った巨大企業の再生物語。

目次

第1章 運転の師
第2章 幻の第七技術部
第3章 聖地ニュルブルクリンクへ
第4章 社長育成
第5章 幸福な時間
第6章 弔辞

著者等紹介

稲泉連[イナイズミレン]
1979年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒。2005年『ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三の詩と死』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あすなろ

83
車は家電でなく生き物で伝わる味がある。それらは、トヨタは成瀬、日産は加藤、スバルは辰巳という様な名テストドライバー達を軸により味付けられるものである。世間一般からすれば、そんな事さえ知らずに国産車を日々乗っている方が殆どである。その名テストドライバーの1人である成瀬氏とトヨタ社長である章男氏の物語。成瀬氏を軸に展開されるのであるが、面白かった。僕は章男氏育成等のストーリーにも興味惹かれるが、やはりテストドライバーとしてのストーリーに惹かれました。なお、稲泉氏ノンフィク2作目。選択されるテーマがイイですね。2021/05/23

ともブン

10
車載システムの評価テストを担当し試験走行中の衝突事故で生死のラインを垣間見た自分にとって、伝説のドライバー成瀬弘さんはずっと気になる存在だった。読めば読むほどにあのつまらない車しか売らないトヨタにこんな凄い職人がいたんだと驚いた。努力や車への愛だけでなく反骨精神も成長の糧だったのかもしれない。やりがいのある仕事とは本人がいつしか周りを巻き込んで作るものなのかも。彼が最後に手掛けたというドライバーをわくわくさせる車にいつか乗ってみたい。  余談だけど帯の煽り言葉「巨大企業再生ドキュメント」は的外れに感じる。2023/01/17

Koki Miyachi

1
成瀬弘の事故死のニュースはよく覚えている。事故原因は今でも謎のまま。その背景にトヨタ社長豊田章男との間に親密な師弟関係があったことは知らなかった。そう考えると豊田章男の今までの社長としての振る舞いや、最近の社長交代に至る流れも納得がいく。クルマというものを豊田社長に一から伝えるという意味で大きな影響を与えていたのである。彼がこの世を去ったのは、ある意味でその役割を果たしたからなのだろうと思うと少し救われる気がする。2023/04/30

Tak

1
この本の主人公、成瀬弘は勿論凄い人だと思う。豊田章男と言う人も凄い人だと思う。自分の会社の社長にズバッと上から目線で言うのも凄いがそれを聞いて怒らず従うと言うのも凄い。この本は上司と部下、親と子、師匠と弟子、親友とどの角度からでも読めてしまう本でした。2021/04/18

tecchan

0
トヨタ社長豊田章男氏とその師匠と言われたテストドライバー故成瀬弘氏の物語。ふたりの師弟物語とともに自動車開発の歴史が学べるノンフィクション。2024/02/10

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