出版社内容情報
罪を背負う者の物語は、更なる深みへ……!
「どんな姿であろうと、どんな異能を持とうと、人間であることには変わりがない」
許されぬ罪を背負い、常人にはない特別な能力を発現させる者たち――それが《咎人(トガビト)》だ。彼らはその犯した罪を清算するまでは、決して死ぬことができない……といわれている。それぞれの咎人は、自らの罪に向き合いながら、いつ果てるともしれない戦いに身を投じる。それが魔都・東京の闇に沈む真実だった。
愛とは何かを探し続ける殺人鬼の神無と、彼と生活を共にするようになった吸血鬼の御影。彼らは池袋の一角にある謎めいた洋館で暮らしている。神無の相棒ともいえる御影には、かつて双子の弟・刹那がいた。しかし、弟を亡くした悲しみから、御影は弟を自らの身の内に取り込んでしまった。彼がいつもしている眼帯の下には、弟の右目が隠されているのだった。
神無と御影はある日、狭霧と名乗る謎めいた人物に墓地で出会う。狭霧の発動させた魔方陣によって、御影はそのまま昏睡状態に。次に目覚めたときには――彼の意識は、弟の刹那のものに取って変わられていた。
死の淵から甦った魂の片割れは、何を求めるのか……急転直下のシリーズ第3弾!!
内容説明
許されぬ罪を背負い、特殊能力を発現させる者たち―それが“咎人”だ。彼らは自らの犯した罪を清算するまで決して死ぬことができず、闇の戦いに身を投じるという。殺人鬼・神無の相棒である吸血鬼の御影には、かつて双子の弟・刹那がいた。彼の黒い眼帯の下には、亡き弟の右目が隠されているのだった。神無と御影はある日、狭霧と名乗る人物に出会う。狭霧が発動させた魔法陣の影響で御影は昏睡状態に。次に目覚めたとき、その意識は弟のものに取って代わられていた。死の淵から蘇った魂の片割れは、一体何を求めるのか。急転直下のシリーズ第3弾!!
著者等紹介
蒼月海里[アオツキカイリ]
宮城県仙台市生まれ。日本大学理工学部卒。著書に「幽落町おばけ駄菓子屋」「華舞鬼町おばけ写真館」各シリーズなどがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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