小学館文庫<br> 大コメ騒動 ノベライズ

個数:
電子版価格
¥682
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

小学館文庫
大コメ騒動 ノベライズ

  • 戸屋 まい【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 小学館(2020/11発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 12pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094068375
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

映画『大コメ騒動』を完全ノベライズ化!

「コメを旅に出すな---!」
時は1918(大正7)年、富山県の貧しい漁師町で起こった「米騒動」。井戸端から社会を変えた、日本の女性が初めて起こした市民運動といわれる騒動で活躍したおかか(女性)たちの奮闘ぶりを臨場感たっぷりに描き出す”大痛快”エンタテイメント映画『大コメ騒動』(監督・本木克英、主演・井上真央。2021年1月8日より全国公開)を完全ノベライズ化!

いつも周りの目を気にしているが、日に日に米が値上がりし、追い詰められる中で、諦めるばかりでは何も変わらないと自覚し、やがて騒動を引っぱっていく存在となる松浦いとを演じるのは井上真央さん。そのほか豪華な俳優陣たちが演じる個性的な富山のおかかたちの奮闘ぶりを小説で活写します。

おかかたちは、どうする? どうなる? 命の源であるコメを守れるのか? 子供たちを、家族を、守りきれるのか!? ぜひおかかたちの活躍ぶりを映画館で、ノベライズで、見届けてください。


【編集担当からのおすすめ情報】
コメ騒動が富山県で起きたのは今から102年前の1918年のこと。小さな漁師町で暮らし、家事や育児、そして仕事をしながら、毎日一升のコメを詰めた弁当を作り夫を漁へと送り出すおかか(女房)たちは、どうして米騒動を起こせたのか。社会を変えられたのか。
井戸端から社会を変えた、日本の女性が初めて起こした市民運動とも言われる発端を作った彼女たちの姿をたっぷりと描き出す本書は、格差が広がり、「#MeToo」「#検察庁法改正に抗議します」など女性の声が社会を変えた現代とも通じます。

巻末には、おかかたちのリーダー役を演じた室井滋さん、本木克英監督、ノンフィクション作家の高橋秀実さんという富山に縁のある3人の鼎談を収録。より作品世界への理解が深まり、楽しめるようになっていますので、ぜひご覧ください。


内容説明

「米を旅に出すなー!!」一九一八(大正七)年、富山県から全国に広がり、時の内閣を退陣させるまでに至った「米騒動」。その発端は、家族の命を守りたいと願う母たちの切なる想いだった。富山の貧しい漁師町で暮らす松浦いとは、重い米俵を担いで浜の船まで運び入れ、日当を受け取っていた。しかし米の価格はどんどん高騰し、ついに日々の暮らしにも困るように。追い詰められたいとたちは米の積み出し阻止を試みるも失敗。そして最悪の悲劇が―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

164
大正の米騒動。知ってるようで知らない。ただ1993年米騒動は経験した。大正の米騒動に比べたら騒動に毛が生えた程度だったかなと思う。そして、何もかも値上げしてる今の世の中と重ねるものがあり、物語を通して実感できた。物価高でも米を毎日食べれることに感謝しつつ、今の時代を生き抜く強さを身につけなければいけないな。それにしても当時の富山のおかか達、かっこいいな。大正の女性の強く生き抜く姿、家族を守る姿は、美しく思うのと同時に、怒らせると怖いとも思った。「地震 雷 火事 おかか」という言葉が脳内で浮かんだ。2023/05/03

はる

29
富山の女性ってなんて強いんだろう。今までなかなか語られるき事のなかった漁師町の女性のお話。とにかく驚いたのは男性で一升、女性で8合のお米を食べる事。そして、女性は逮捕の対象ではなく、男性だけが騒動で逮捕される。昔は女性の地位がこんなにも低かったなんて想像以上です。しかも、男性は出稼ぎで家にいないから男性がいない間、男性のする力仕事をする。なんて過酷なんだろう。こんな人達のおかげで今日があることに感謝しかありません。2021/01/10

Hong Kong @新潮部2025

21
読みともしんごろさんのレビュを読んで。ありがとうございます。面白かったです。あまりお米の質にこだわらないおかか(⇐私)ですが、今日ちょうど美味しいお米5kgX2を娘が持ってきてくれました。やっぱり日本人はお米の国の人だあ。お米はありがたい。富山のおかか強し!万歳!2023/06/03

糜竺(びじく)

20
大正時代に富山で起きた米騒動を描いた映画のノベライズ本。家族を守るために強くならざるをえなかった女性達。当たり前に米を食べていられる現在の状況に感謝。2021/07/27

ひろりん

13
1918年、富山県から全国に広がり、時の内閣を退陣させるまでに至った「米騒動」。その発端となる出来事を描いた、映画のノベライズ本。映画の方は観ていないのですが、当時の地方の貧しい現状と、その中で苦しみながらも何とか家族を守りたいという母親の思いが熱かったです。お母さんたちは強いなと思ったのですが、それに対して「彼女たちは、強くなんかありません。強くなるしかないのです。」という雪の言葉が胸に残りました。2021/10/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16837775
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品