出版社内容情報
警察も自衛隊もしのぐ50万人警備員の真実
1962年、日本初の民間警備会社・日本警備保障(現セコム)を企業した二人の若者は、1964年の東京五輪で選手村の警備を受注した。彼らに警備を発注した警察官僚が、のちに綜合警備保障(アルソック)を設立する。出自を異にする二つの警備保障会社はテロ、外国人流入、コンビニATMの爆発的増加などを背景に巨大化する。しかし、ますます複雑化する国際関係やテロの脅威、加えて新型コロナウイルスの猖獗の渦中にあって、2021年東京五輪を守れるのか。他の誰によっても成しえなかった、昭和、平成、令和を貫通する「鮮烈な視点」を提示してみせた画期的作品。
【編集担当からのおすすめ情報】
東京都知事を辞任後初にして待望の、長編作品。
内容説明
一九六二年、日本初の民間警備会社・日本警備保障(現セコム)を起業した二人の若者は、一九六四年の東京五輪で選手村の警備を受注した。彼らに警備を発注した警察官僚が、のちに綜合警備保障(ALSOK)を設立する。出自を異にする二つの警備保障会社は学生運動、犯罪の凶悪化、外国人流入、コンビニATMの普及などを背景に、警察、自衛隊をはるかに凌ぐ50万人規模にまで巨大化する。しかし、反社会的勢力やテロの脅威、感染症の猖獗の現在にあって、二〇二一年東京五輪を守れるのか。昭和、平成、令和を貫通する「鮮烈な視点」を提示してみせた画期的作品。
目次
序章 遂行
第1章 勃興
第2章 失墜
第3章 萌芽
第4章 反発
第5章 開拓
第6章 五輪
第7章 交錯
第8章 膨張
終章 光明
著者等紹介
猪瀬直樹[イノセナオキ]
作家。1946年、長野県生まれ。1987年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で1996年度文藝春秋読者賞受賞。2002年、小泉首相より道路四公団民営化推進委員会委員に任命される。2007年、東京都副知事に任命される。2012年、東京都知事に就任。2013年、辞任。2015年、大阪府・市特別顧問就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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k5
ばんだねいっぺい
tkm66
長島芳明
k_n_a