小学館文庫<br> ハッチとマーロウ

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

小学館文庫
ハッチとマーロウ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月10日 00時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 428p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094067576
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ママが突然卒業宣言!?双子たちが大奮闘!

青山七恵が温めてきた懐かしくて新しい物語。

「ママは大人を卒業します!」とシングルマザーで小説家の母親が突然の宣言。
11歳の誕生日に大人になることを余儀なくされたハッチとマーロウ。お料理ってどうやって作るの?お洋服、何を着ればいいの?双子に個性って必要?私たちのパパって誰なの・・・・?少しずつ目覚めるふたりの自我と葛藤。二人の12歳までのコミカルでシビアな1年間を優しい視点で紡ぎ出す。
奮闘するかわいい双子の日常が、大変だけど、楽しくって愛おしい。

結末に知るママの子供への思いに涙。双子が交わした将来の小さな約束に心揺さぶられる。

TBS「王様のブランチ」、日経新聞、毎日新聞、VERY、Oggi、など多数のメディアで大絶賛。中学入試でも多数の学校で採用されるなど大人も子供も必見の書が待望の文庫化。思っている以上に子供って大人、大人だって本当は、まだまだ子供、そんな微妙な内面を鮮やかに描ききる。

かつて子供だった大人へ、これから大人になる子供達へ贈りたい、感動の物語。全編を飾るイラストは、大人気イラストレーター・田村セツコさん。
文庫版解説に東直子さん。

【編集担当からのおすすめ情報】
そう簡単にママを卒業することってできないけど、こんな風にできたらいいなと思えてくる。突然大人になることを余儀なくされた双子の1年間を通して親子のあり方を考える。親だって完璧じゃないし、子供だって思ったより子供じゃない。冒頭からハッチとマーロウ二人が創り出す世界に心掴まれ、一気読み必至、予想外の結末に感動してしまいます。大切な人と読んで欲しい物語です。

内容説明

「ママは大人を卒業します!」シングルマザーで小説家の母親が突然の宣言。11歳の誕生日に大人になることを余儀なくされたハッチとマーロウ。お料理ってどうやって作る?お洋服、何を着ればいいの?双子に個性って必要?私たちのパパって誰?どこにいる?少しずつ目覚めるふたりの自我と葛藤。双子の12歳までのコミカルでシビアな1年間を優しい視点で紡ぎ出す。かわいい双子の日常が、愛おしい。ママの子供への本当の愛情、双子が交わした将来の約束に心が震える。かつて子供だった大人へ贈る感動の名作。全編を飾る挿絵は、田村セツコさん。

著者等紹介

青山七恵[アオヤマナナエ]
1983年埼玉県生まれ。『窓の灯』で文藝賞受賞。『ひとり日和』で芥川龍之介賞を受賞。『かけら』で川端康成文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たるき( ´ ▽ ` )ノ

54
本屋さんで表紙に一目惚れして購入。11歳の誕生日に突然「ママは大人を卒業します!」と宣言されたハッチとマーロウ。なんでも自分達でやらなければいけなくなり、大忙しの毎日。そんな中で、自分らしさとはなにか、この考え方は本当に正しいのか、と様々なことに向き合って成長していく。読み応えがあり、挿絵もとても可愛くてほっこり(*´∀`*)とても面白かった!2020/05/01

future4227

46
2018年慶応普通部、日大豊山女子などで出題。突然、ママに一切の家事を託された双子の姉妹。と言っても決して重たい話ではなく。小6なのに前向きで健気で心優しい仲良しの二人。ハッチという愛称はみなしごハッチ、スタスキー&ハッチ(どっちも昔観てた!)が語源と聞いただけで親しみが湧く。ついでに本名は嫁と同じ!東京から転校してきたエリーは町屋から来た!(俺の勤務先!)「母なる大地を、あー!」っていう歌詞も懐かしい!(中学生の時歌った!)なんか共通点が多い。二人の純真な心と会話が素敵。中学生なった二人も見てみたい。2020/08/16

エドワード

25
埜々下千晴(ハッチ)と鞠絵(マーロウ)は双子の小学生。ママと三人で暮らしている。11歳の誕生日に「ママは大人を卒業します!今日からあなたたちは大人よ。」と言われ、どうすればいいの?小学六年生って、色々考えているんだ。美味しいもの、楽しいこと、オシャレ、いつでも仲良く悩む双子ちゃんが猛烈にかわいい。転校生のエリー、スカートをはきたい男子・奈良くん、ママの友人、小野寺さんにキョンちゃん、不思議な人々に囲まれたワクワクの毎日が心の栄養。どんな大人になるか楽しみだ。田村セツコさんの挿絵がレトロで胸キュンだね。2022/08/09

さくら★もち

8
森の家で暮らす小説家のシングルマザーと11歳のふたご・ハッチとマーロウ。母の突然の「大人を卒業します」宣言から始まる1年間の物語です。適当なダメ人間となりつつも明るく愛情深い母のもとで、好奇心旺盛でしっかり者なふたごが助け合いながら様々な問題に真面目に向き合い、強くひたむきに生きている姿が可愛く健気で引き込まれました。こんな家族があってもいい。暖かい気持ちになれる物語でした。2020/11/01

こばゆみ

6
表紙のほのぼのとした感じは期待通りにありつつ、割とガッツリ社会派なトピックもちらちら出てきて驚いた。家族の形とか、性差とか、他人が踏み込んでアレコレ言うのは良くないよね〜と、しみじみ… 個性的でありながら真っ当な感覚の持ち主である母親のもと、真っ直ぐ伸び伸び育つかわいい双子ちゃんのハッチとマーロウに、とても癒やされる物語でした(^^)2020/10/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15539365
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品