小学館文庫<br> その手を離すのは、私

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小学館文庫
その手を離すのは、私

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094067040
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

英米各紙で超話題の傑作スリラーが登場!

母親と二人で暮らす5歳の少年がひき逃げ事件で命を奪われた。小さな男の子の無念を晴らそうと、ブリストル署の警察官レイは部下のケイトらと共に事件を追うが、犯人は杳として見つからず、捜査の打ち切りを迫られていた。
一方、海辺の町に現れ身を隠すように暮らしていた謎の女性ジェナは、獣医師のパトリックと惹かれ合う。
それぞれのドラマが交錯し、事件解決が見えたその時、あまりにもおぞましい真実が浮かび上がる。
NYタイムズ、サンデータイほか英米各紙のベストセラーリスト入りをした超話題作が、満を持して登場。読み出したら止められない、傑作スリラー。

内容説明

雨の夕刻、母親の目の前で幼い少年の命を奪ったひき逃げ事故。ブリストル署の警部補レイは部下のケイトらと共に捜査を進めるが、犯人の手がかりすら掴めないまま時間は刻々と過ぎていた。一方、人里離れた海辺の村に逃げてきたジェナは、地域に馴染みアーティストとして生計を立て、獣医師パトリックと惹かれ合う。執念の捜査でレイたちは犯人に辿り着くが、そこには予想も出来なかった衝撃の真実が隠されていた―。英米各紙のベストセラーリスト入りを果たした超話題作が満を持して登場。元警察官の女性作家が贈る、衝撃のサイコロジカル・スリラー!

著者等紹介

マッキントッシュ,クレア[マッキントッシュ,クレア] [Mackintosh,Clare]
英国ブリストル出身。ロイヤル・ホロウェイ大学でフランス語と経営の学位を取得。12年間の警察勤務を経て、2014年に本作で作家デビュー。16年のニューヨークタイムズ・ブックレビューのベストクライムノベル10のひとつに選ばれ、国内外の文学賞を多数受賞

高橋尚子[タカハシナオコ]
1983年石川県生まれ。北海道出身。早稲田大学第一文学部英文学科卒業。英会話学校講師を経て、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

85
捻りの利いた面白いミステリーだった。始まりはお母さんの目の前で男の子がいきなり出てきた自動車にひき殺される事件が起きる。全体のストーリーはこの事件の真相を突きとめる所にあるのだが、本書は大きく二つの章で描かれる。前半はいったん事件から離れ、人里離れた海辺の村にジェナと言う女性の話が中心になる。何だかのどかな雰囲気だ。ところが第1章のラストから物語は急転する。そして第二章、「僕」の視点から始まる。僕は一体誰なのか?ここから先は何を書いてもネタバレになる。いろんな人の執着と、腹黒さが込められた作品だった。2020/07/05

ナミのママ

61
クレア・マッキントッシュさんの初翻訳。…悪天候の日に自宅の目の前でひき逃げされた少年。警部補のレイと女性部下のケイトは捜査を諦めない。人里離れた海辺に逃げたジェナは少しずつ村に馴染み、生計をたてはじめる。…この二方の視点から進むストーリー。第一章は警官達のキャラクターと海辺の村の綺麗な描写で静かに物語りが進んでいく。と思いきや一章の終わりから急展開。え?そういえば?とページをめくり返しながら先が気になり止まらない!ノンストップの面白さでした。2020/06/13

キムチ27

58
1章は「事件の勃発」と捜査陣の進捗と周辺状況。そして海辺へやって来たジェナと周辺ストーリー。交互に話がたたまれて行く。2章は一転し、事件を追う一方、「僕」の語りがジェナに違づいて行き・・・元女性警察官のデビュー作、ベストセラー入りをした作品だが、私は辛口評価。初めに設定したものが読者向けとあってその後のつじつまが不自然な流れ。サイコスリラーサスペンスと銘打っているが1章はそう言えても2章は男のテリングストーリーで色彩が薄れ、よくある流れになって行く。英米物はこういったものが多く、落胆させられる2020/07/13

ヘラジカ

48
ミステリーはあまり身構えすぎるとその後の展開を幾通りも予想してしまい、正解だった場合に少しばかり失望することになる。この小説も半ばまでの展開は考えが当たっていたので驚きが削がれた。二章はある男の心理描写が秀逸で、文芸小説としてはかなり優れていると思うのだけれど、警察小説やスリラーとして読むと少し凡庸に感じてしまう。クライマックスで明かされる「繋がり」というか「偶然」も、はっきり言って欲張りすぎではないか。不自然さが小説全体を損ねてしまった。うーん、アクションも一昔前のハリウッド映画のようで興ざめかな。2020/06/06

momi

45
意味深なゾッとするラストにブラボ〜という言葉がふさわしいのか分からないけれど…とてもこっている作品で面白かったです!!母親の目の前で我が子の命を奪ったひき逃げ事故…。徐々にこれはよくある犯罪ミステリーではないな〜と思いながら読み進めると期待どおりの驚きの展開が待ちうけていました!!元警察官の著者が描くサイコスリラー!!鳥肌がたつ衝撃ですッ!!2020/06/30

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