出版社内容情報
誰も知らないカレーライスのルーツを追跡!
カレー研究家として、絶大な人気を誇る著者が日本のカレーライスのルーツを追って国内外を4年間かけて徹底取材した、笑いあり、歴史的発見有りのエンタメノンフィクション。幕末、明治期に日本に入ってきたとされるカレー。いまや日本の国民食となっているが、そのルーツは誰も知らない。インドからカレーが来たと思っている人は多いが、果たしてそうなのか?海外から日本にどうやって入ってきたのか、その味はどんなものだったのか?外国船が訪れた港や軍港を調査し始めた著者は更なる手掛かりを求めて、会社を辞め3人の子供と妻を残し、海外に飛び立った。前代未聞のカレールーツを探る旅が始まった!解説はエッセイストの平松洋子さん。
内容説明
約百五十年前、海外から黒船に乗って日本にやって来たカレー。今や日本人のソウルフードだが、一方でどこから誰がもたらしたかは謎だらけのまま。カレー研究家の著者はその一世紀半前の味とルーツを解明する決心をした。日本各地の港や老舗ホテルを巡り片鱗を追う。そのあげく遂には仕事も辞め家族を残し海外にカレー追跡の旅へ出ることに!イギリス、フランス、ドイツそして…。前代未聞の調査は驚きと出会いと新発見の連続。果たして「黒船カレー」は発見できるのか?読めば絶対食べたくなる傑作カレーノンフィクション。
目次
第1章 祖父はインド 父はイギリス
第2章 日本の港で足跡を探す
第3章 海軍カレー神話
第4章 ルーツを探しにイギリスへ
第5章 ロンドンの迷宮
第6章 パリのインド人
第7章 ベルリンの二人の女性
第8章 おばあちゃんのレシピ
第9章 歴史的な発見!?
第10章 アイルランド行きのフェリー
著者等紹介
水野仁輔[ミズノジンスケ]
1974年静岡県生まれ。カレー研究家。99年に男性四人組の出張料理集団「東京カリ~番長」を結成。全国各地でカレーのライブクッキングを実施。16年にAIR SPICEを立ち上げ、スパイスのサービス事業を行っている。「カレーの学校」などの講師も多数務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジュール リブレ
Hisasi Hasida
しょうご
えな
niz001