小学館文庫<br> 逆説の日本史〈22〉明治維新編―西南戦争と大久保暗殺の謎

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小学館文庫
逆説の日本史〈22〉明治維新編―西南戦争と大久保暗殺の謎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094066357
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「維新の英雄」はなぜ自滅の道を選んだのか

『週刊ポスト』誌上で四半世紀以上にわたって連載中の、作家・井沢元彦氏による歴史ノンフィクション『逆説の日本史』。文庫22巻より、いよいよ明治時代に突入します。
第一章「明治維新編」と第二章「明治政府のグランドデザイン編」では、維新を成し遂げた明治新政府面々の奮闘ぶりを紹介。
続く第三章「明治六年の政変編」では、維新の立役者である大久保・木戸と西郷・板垣の深刻な対立に発展した明治六年の政変と、その原因となった「征韓論」についてわかりやすく解説しています。
第四章「サムライたちの反抗編」は、悲運の男・江藤新平と佐賀の乱についての考察。
そして第五章「サムライたちの反抗編2」では、西南戦争における“最強”西郷軍敗退の謎に迫ります。
なお今回巻末に「補遺編」として、『逆説の日本史』第一巻の刊行以降に判明した歴史的発見を踏まえ、これまでの『逆説』の訂正や付記も収録しています。

内容説明

明治六年の政変から西南戦争、そして大久保暗殺まで―明治国家成立の光と影に迫る!

目次

第1章 明治維新編―近代国家へと踏み出す「廃藩置県」の断行
第2章 明治政府のグランドデザイン編―日本の骨格作りと留守政府の奮闘
第3章 明治六年の政変編―「征韓論」とは何だったのか?
第4章 サムライたちの反抗編―陰謀に散った不運の男・江藤新平
第5章 サムライたちの反抗編2―“最強”の西郷軍はなぜ敗れたのか?
第6章 補遺編

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS報道局在籍中の80年『猿丸幻視行』で第二六回江戸川乱歩賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

38
いつまで読み続けるのか心配だったが、本巻がひとつの区切りだということだ。著者が「終わり」を気にしていることを知り、多くの読者は安堵しただろう。慶応4年が明治改元の後に遡って消されたように、「普請中」だった時代を近代国家の単なる制度として理解するよりも、彼らが何を考えてどんな時代背景があってその様な決断に至ったのかに現代的意義を見出す。江藤新平や副島種臣、前原一誠は教科書で読むと一瞬で通り過ぎていく固有名だが、彼らの言動を考察することで明治維新の影の部分がみえてくる。2022/12/11

yamatoshiuruhashi

36
幕末の動乱に引き続き明治日本の産みの苦しみ。ついに西南の役が勃発、西郷は自裁し大久保は暗殺される。これを以て内乱は終わりとみてよいのか。やっと文庫化された22巻を読めば残り1/3は補遺編として古代へ戻り、歴史の謎とロマンに井沢史観が再び挑んでいる。連載25年(!)を経て見直しより足固めをされた著者の論は相変わらずだが、面白い。歯に衣着せぬ物言いに核心をつくこともありそうだ。次巻以降はどのように展開されるのか楽しみ。2019/06/06

みこ

26
いよいよ明治編突入。この時代になると徳川慶喜を生で見たことがある人が今でもギリいるだけあってこれまでの斬新な井沢節がやや薄れた印象。昨年私が大河に合わせて「飛ぶが如く」を読み切ってしまったことも一因かもしれないが、登場人物への井沢史観が司馬史観とかぶってしまったのが残念なところ。江藤新平を持ち上げたいのは分かるが「歳月」も読了済みなので、私にとっては言うほど無名の偉人ではない。その割には視聴率的に振るわなかった「八重の桜」を読者が見たという前提で話を進めるのはいかがなものか。2019/06/22

ゆきこ

25
今回は戊辰戦争終結~大久保利通暗殺まで。毎度のことですが、流れがとてもわかりやすかったです。特に印象に残ったのは、後半に集録されている、シリーズの補足をまとめた補遺編。銅鐸についての考察や邪馬台国のことなど、やはり古代の話はおもしろい!と思わされました。2019/12/15

だいだい(橙)

20
今回も面白かった。ジャーナリストとしての本領を発揮して明治維新政権の中心となる長州勢の汚職や犯罪、それを大久保がいかに握りつぶしたかについて詳しく語る。しかしそれでも大久保が道半ばで暗殺されたのは不運だった。巻末の「補足」では連載から四半世紀が経ったことを踏まえ、自らの間違いを訂正していく。「日本教」への目線を踏まえつつ、著者自らのバイアスも自ら認めて訂正する姿勢は潔い。2024/02/20

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